人間が犬になった話
~化け猫はいても化け犬はいない~ わが国には化け猫はいても化け犬はいないようである。ま、あえて言うなら『里見八犬伝』の八房君だろうか。 それでもちょっと変わった話はあるようで。。。 戦国時代のこと。鳴滝に彦太 […]
円山公園にしろ、嵐山にしろ、哲学の道にしろ、あるいは仁和寺、常照皇寺にしろ、花見の好みは様々で良い。 しかし、桜を見て語るとなれば、何らかの基準をもってないことには、良し悪しが分らず、ピンボケの話をしてしまうことになる。 […]
~猫が化け猫になる理由。猫は忘れない~ さて、前々回まで化け猫の話をしていたが、3月18日付け読売新聞朝刊の「ニュースの門」に「猫に『思い出』『推理能力』?」という記事が載った。 平成6年(1944)から一般社団 […]
河津桜に先んじることはまずないが、 京都の春を告げるのは出町柳のおかめ桜だという人がいる。 おかめ桜は山門の前にあって、その前はバス停である。 川端通を通過する人で、気のつかない者はいないだろう。 鮮やかな薄紅紫がたわわ […]
木屋町三条四条間の中国人など海外観光客もここまでやってくる。 繁華街にいても、上木屋町か下木屋町を目指せば、 日本人の花見の風情が残されているのだ。 もう海外観光客に任せてはおけない。 角倉了以の別邸跡「がんこ高瀬川二条 […]
令和3年3月15日、近衞邸跡の糸桜 一気に花開きました。 乾御門あるいは今出川御門から入ると、近衛邸址が近い。 その邸のイトザクラを詠んだ歌がある。 「昔より名には聞けども今日見れば むべめかれせぬ 糸さくらかな」 孝 […]
~やはり化け猫は怖いというのが常識であった~ まずは私の地元である伏見からもエピソードをお届けしよう。 淀城の城下町に清養院というお寺があった。そこの和尚さんが夏バテで酷い下痢になってしまったのである。さて、和尚さ […]
~やはり化け猫は怖いというのが常識であった~ さて、前回は化け猫でも正義の味方がいるという「いい話」だったのだが、今回は定石通り「怖い話」に移る。 『耳袋』によると、猫というのは年を取ると老婆を食い殺し、その老婆に […]