化け猫だあ~(その1)
~化け猫にも正義の味方がいる~ 動物の妖怪変化で定番と言えば化け猫である。だいたい化け犬というのは聞いたことがない。昔のお芝居や怪談映画でも「怪猫○○○○」というのはあるが「怪犬」というのはない。その化け猫も私が子供の […]
~化け猫にも正義の味方がいる~ 動物の妖怪変化で定番と言えば化け猫である。だいたい化け犬というのは聞いたことがない。昔のお芝居や怪談映画でも「怪猫○○○○」というのはあるが「怪犬」というのはない。その化け猫も私が子供の […]
~異常事態続出の時代があった~ さて、推古天皇の時代である。この時代はいわゆる聖徳太子のほうが有名だ。 そしてこの時代の終り頃は災害が続出した時代でもある。自然災害だけではなく、日食、はてはムジナまで出てきて、中々ど […]
~崇峻天皇の時代。やはり血生臭い~ さて、今回は崇峻天皇の時代に入る。厩戸皇子(聖徳太子)のいた時代である。だいぶ親しみが湧いてくるのではなかろうか。 この時代は蘇我氏と物部氏の抗争が熾烈を極めていた。雄略天皇や武 […]
~中々凄まじい日本書紀の中身~ さて、『日本書紀』の中から「えげつない話」ばかり抜き出してご紹介しているわけだが、今回は武烈天皇。岩波書店の日本古典文学大系本の『日本書紀』では下巻の14頁であるが、ここに武烈さんの趣味 […]
~ 雄略天皇は悪いだけでなく、女性関係もあった~ さて、今回は雄略天皇の話になるのだが、ご存知の方も多いと思うがこの天皇陛下は中々「荒っぽい」人であった。分かり易く言えば暴君で、私が学生の頃はこの人を取り上げて「天皇も […]
~仁と徳にも上半身と下半身がある~ 去年は何やら『日本書紀』の1300年とか何かだったらしい。全く気にも留めていなかった。なので初めてこれを通読したのは偶然で、メモを取っていたものの節目の年に原稿にするのもどうかと思っ […]
~昔は聖職者、今は?~ 今回は前回までの話に引き続き動物ネタで行くつもりだったが、面白い時事ネタが入ってきたのでちょっとだけ予定を変更して生殖ではなくて、聖職について書く。 生徒に猥褻行為をした教師の処分に関し、 […]
【京都ミステリー紀行の新春ツアー】 令和3年のお正月もやります。 1月1日・2日・3日 午前10時スタート。 応仁の乱勃発の地、上御霊神社から。 令和3年予定コース 京都駅⇒(地下鉄)⇒上御霊神社⇒相国寺⇒幸神社⇒河 […]
~怪異より怖い現実がある~ 今回は化け物ではなく、本当にあったお話。 寛喜3年(1231)のこと、蒸し暑い夏のある日、大炊御門通の堀から異常なまでのカエルの鳴声がする。近所の人が何事かと堀を覗いてみると。。。 […]
~蝦蟇の相棒は亀だった?~ 本当に恐ろしいのかどうか、よく分らないカエルの化け物の話。 江戸時代のこと、伏見稲荷の北のほうに喜衛門さんというお百姓さんがいた。この喜衛門さんが藤森の知人を訪ねた帰り道、怪しげな2 […]
~カエルのお化けはガマガエル~ 少し前にキツネとタヌキの話をしたので、その流れで動物シリーズ。 まずはガマガエル。ゲロゲロ。 ある夏の夕暮れ、龍安寺の庭の片隅にうごめく影があった。寺が留守なのを確かめた盗賊たち […]