京に癒やされ 続 醍醐寺枝垂桜を歩く 三宝院・霊宝館編 三宝院, 仁王門, 土牛の桜, 報恩院, 大紅しだれ桜, 桜尽くしの襖絵, 桜馬場, 清瀧権現, 真言宗醍醐派総本山, 神泉苑, 空海, 聖宝理源大師, 豊太閤, 豊臣秀吉, 醍醐寺, 霊宝館 2019年4月11日 花の醍醐は桜尽くしで千年健在、クローンで技あり。 伽藍をあとに、仁王門を背にして桜馬場を三宝院へと歩く。 霊宝館塀沿いののっぽの枝垂桜に目が行く。天に向かう枝は昇り龍のように見えた。 真言密教の守護神は「清瀧権現」だそう […]
京に癒やされ 醍醐寺 枝垂桜を歩く 伽藍編 三宝院, 五重塔, 仁王門, 国宝金堂, 桜馬場, 笠取山, 義演, 花見, 西大門, 豊太閤花見行列, 豊臣秀吉, 醍醐天皇, 醍醐寺, 醍醐山, 金剛輪院, 霊宝館 2019年3月28日 太閤さんの力が桜美を輝かせる 荒廃衰退していた醍醐寺は、豊太閤の醍醐の花見の催しで再興した歴史を持つ。これが数多の災害復興の大きなヒントにはならないだろうか。 そもそも花見というものは平安時代より貴族の間で行われていたも […]
京に癒やされ 粟田大燈呂 ねぶた祭の原点か ねぶた祭, 八坂神社, 剣鉾, 津軽の大灯籠, 津軽為信, 牛頭天王, 知恩院, 祇園感神院新宮, 祇園祭山鉾, 粟田大燈呂, 粟田神社, 花傘巡行, 葵祭風流傘, 豊臣秀吉 2018年10月4日 小京都はあるが小京都祭はないなぁ あれから10年。その夜、粟田神社大祭の夜渡り神事(宵宮)に、百八十年ぶりに復活した粟田大燈呂の巡行を、目の当たりに見た。 その時、粟田口から出発した粟田大燈呂に、東北ねぶた祭のルーツを感 […]
京に癒やされ 稲荷大社あれこれ すずめ焼, 伏見人形, 伏見名物, 伏見稲荷大社, 初午, 天明狂歌, 太田南畝, 寒すずめ, 日本最古の土人形, 東山三十六峰, 油揚げ, 深草, 深草瓦師, 白狐さん, 眷族, 稲荷人形, 稲荷寿司, 稲荷山, 藤原俊成, 藤森, 蜀山人, 蜀山百首, 豊臣秀吉, 青山飾り, 験, 鯖寿司, 鵤幸右衛門, 龍蛇 2018年1月18日 食べてみよ稲荷名物、きつねにすずめ 稲荷大社に参詣する道すがら、神具店や茶店には必ず立ち寄る。 茶店での小生のお決まりは、「すずめ焼」「うずら焼」「稲荷すし」「鯖寿司」「きつねうどん」である。 骨が多く香ばしい焼き上がり […]
京に癒やされ 京都大アンティークフェア(大骨董祭) アンティークフェア, 京都パルスプラザ, 京都大アンティークフェア, 吾目堂, 城南宮, 墨染寺, 天神さん, 弘法さん, 枝垂れ梅と椿まつり, 薄墨桜, 豊臣秀吉, 骨董市 2017年3月16日 価値ある古きものが手に取れる 京都では毎月恒例の骨董市がある。21日の「弘法さん」と25日の「天神さん」だ。 そして、年3、4回までになった「京都大骨董祭」が開催されている。 その名は、数年前に「京都大アンティークフェア […]
京に癒やされ 洛中洛外京桜図 一見さんの桜に通の桜 編 その二 二尊院, 二尊院の普賢桜, 勝持寺, 千眼桜, 善峰寺, 大原野神社, 大沢池, 大沢池の後水尾桜, 天竜寺, 天竜寺の紅枝垂, 後嵯峨上皇, 桂昌院, 桓武天皇, 祇王寺, 祇王寺の祇王桜, 藤原道長, 西行桜, 西行法師, 豊臣秀吉, 足利善政, 醍醐寺 2016年4月14日 西山の桜狩に習う 例年の如く、木屋町二条を下がり、日本銀行の裏口にあたる「一の入船」にやってきた。高瀬川に浮かぶ十石舟に桜の景色を拝めるからだ。絵に成り過ぎるぐらいのこの光景は小生にとって毎年欠かせない。角倉了以を偲びな […]
京都さくら散策 三宝院のしだれ桜 さくら名木古木, 豊臣秀吉, 醍醐寺 2014年2月21日 花の醍醐 三宝院のしだれ桜 醍醐寺三宝院 大玄関前に咲く枝垂桜 三宝院大玄関前 訪れる人を迎えいれるかのように枝を広げている。推定樹齢約150年 醍醐寺三宝院豊臣秀吉の援助で再興。豪壮雄大な庭園は秀吉の設計という。豪華さ […]
京都ミステリー紀行 後陽成天皇と朝鮮出兵 京都国立博物館, 史記, 大仏物語, 天皇の書, 後陽成天皇, 方広寺, 朝鮮出兵, 耳塚, 豊国神社, 豊臣秀吉 2012年12月11日 〜「あの戦争」はみんな反対していた〜 つい先日まで京都国立博物館で「天皇の書」の展覧会があった。それに絡む話題を取り上げる。 展覧会に天皇から朝鮮出兵に関する豊臣秀吉へ宛てた手紙があった。 また朝鮮出兵というと耳塚 […]
京都ミステリー紀行 珍無類、京都の大仏物語(その3・大仏また受難) 2代目の大仏, 3代目の大仏, 京都大地震, 君臣豊楽, 国家安康, 大坂の陣, 方広寺, 秀頼, 角倉了以, 豊臣秀吉, 高瀬川 2012年10月16日 〜大仏様の数奇な運命は続く〜 さて、豊臣秀吉が造った初代の京都大仏は慶長元年(1596)の京都大地震で大仏殿もろとも倒壊してしまった。方広寺そのものが崩壊したのだが、何と千手堂と改名されていた三十三間堂は残った。 普 […]
京都ミステリー紀行 珍無類、京都の大仏物語(その2・大仏受難) 6丈3尺, 三十三間堂, 京都大地震, 千僧供養, 千手堂, 方広寺, 聚楽第, 豊臣秀吉, 高層化 2012年10月9日 〜大仏様の数奇な運命が始まる〜 前回で書いたように、秀吉が創った初代大仏は6丈3尺(19メートル)だった。奈良の大仏より大きい。しかも大仏殿は地上から最頂部まで45メートルあったという。 まさにその当時の最先端の技術 […]
京都ミステリー紀行 珍無類、京都の大仏物語(その1・建立前史) 6丈3尺, 後白河法皇, 後陽成天皇, 方広寺, 正親町天皇, 漆喰, 漆黒, 豊臣秀吉 2012年10月4日 〜かつて京都には大仏様がおられた〜 「京都の大仏」というと「京都に大仏なんてあったのですか」と言う人も多いと思う。あったんですね、ほんの30年ほど前まで。当然、今はなくなっているわけだが、そのなくなり方というのがハンパ […]
京都ミステリー紀行 鳴くまで待とうホトトギス? 准如, 徳川家康, 教如, 東本願寺, 比叡山延暦寺, 浄土真宗, 真宗本廟, 石山本願寺, 織田信長, 西本願寺, 豊臣秀吉, 顕如 2012年7月3日 〜本願寺分割について〜 ご存知のように本願寺は東西に分かれていますが、どうしてこうなったかというお話。 まず基本的に、西本願寺は豊臣秀吉が創りました。そして東本願寺を創ったのは徳川家康です。ただ、厳密に言うと秀吉 […]