ヘビがニョロニョロ(その1)
~ヘビは化けなくても怖い~ さて、今まで「キツネとタヌキ」「カエル」「ネコ」「イヌ」といった動物の怪異を紹介してきたが、今回からいよいよヘビである。 このヘビの気色悪さというのは何といっても手も足も無いのに地面や壁を […]
~ヘビは化けなくても怖い~ さて、今まで「キツネとタヌキ」「カエル」「ネコ」「イヌ」といった動物の怪異を紹介してきたが、今回からいよいよヘビである。 このヘビの気色悪さというのは何といっても手も足も無いのに地面や壁を […]
~猫が化け猫になる理由。猫は忘れない~ さて、前々回まで化け猫の話をしていたが、3月18日付け読売新聞朝刊の「ニュースの門」に「猫に『思い出』『推理能力』?」という記事が載った。 平成6年(1944)から一般社団 […]
~やはり化け猫は怖いというのが常識であった~ まずは私の地元である伏見からもエピソードをお届けしよう。 淀城の城下町に清養院というお寺があった。そこの和尚さんが夏バテで酷い下痢になってしまったのである。さて、和尚さ […]
~やはり化け猫は怖いというのが常識であった~ さて、前回は化け猫でも正義の味方がいるという「いい話」だったのだが、今回は定石通り「怖い話」に移る。 『耳袋』によると、猫というのは年を取ると老婆を食い殺し、その老婆に […]
~化け猫にも正義の味方がいる~ 動物の妖怪変化で定番と言えば化け猫である。だいたい化け犬というのは聞いたことがない。昔のお芝居や怪談映画でも「怪猫○○○○」というのはあるが「怪犬」というのはない。その化け猫も私が子供の […]
~異常事態続出の時代があった~ さて、推古天皇の時代である。この時代はいわゆる聖徳太子のほうが有名だ。 そしてこの時代の終り頃は災害が続出した時代でもある。自然災害だけではなく、日食、はてはムジナまで出てきて、中々ど […]
~崇峻天皇の時代。やはり血生臭い~ さて、今回は崇峻天皇の時代に入る。厩戸皇子(聖徳太子)のいた時代である。だいぶ親しみが湧いてくるのではなかろうか。 この時代は蘇我氏と物部氏の抗争が熾烈を極めていた。雄略天皇や武 […]
~中々凄まじい日本書紀の中身~ さて、『日本書紀』の中から「えげつない話」ばかり抜き出してご紹介しているわけだが、今回は武烈天皇。岩波書店の日本古典文学大系本の『日本書紀』では下巻の14頁であるが、ここに武烈さんの趣味 […]
~ 雄略天皇は悪いだけでなく、女性関係もあった~ さて、今回は雄略天皇の話になるのだが、ご存知の方も多いと思うがこの天皇陛下は中々「荒っぽい」人であった。分かり易く言えば暴君で、私が学生の頃はこの人を取り上げて「天皇も […]
~仁と徳にも上半身と下半身がある~ 去年は何やら『日本書紀』の1300年とか何かだったらしい。全く気にも留めていなかった。なので初めてこれを通読したのは偶然で、メモを取っていたものの節目の年に原稿にするのもどうかと思っ […]