大石内蔵助を祭神とするご神木「大石桜」/大石神社
御神木「大石桜」満開の候、春爛漫の一日である。
ご覧の通り、いずれの寺院仏閣のしだれ桜にも勝るとも劣らぬ風格を持つ桜である。
これ程のしだれ桜であるにも関わらず、桜の名所にもあがらす、
桜情報満載という情報誌に見当たらないこともある。
実に馬鹿げた話ではあるが、京都の人なら知らぬ筈がない神社で桜である。
大石桜は忠臣蔵で名の知れた大石良雄(内蔵助)公山科隠棲の地に咲くしだれ桜の古木である。
大石神社が創建され、その地に生育していた「しだれ桜」を整備の終えた境内に定植され、昭和十年の御鎮座にあわせ御神木とされた。
戦後、その美しさは参拝者や地域の人々に愛され、親しまれ、「大石桜」と呼ばれている。
醍醐の桜に行かれるなら、隣の岩屋寺とともに立ち寄らない手はない。
大石神社
京都府京都市山科区西野山桜ノ馬場町116
075-581-5645
地図
http://www.ohishi-jinja.jp/index.html