お多福桜の仁和寺の寺紋は「二引きに桜」である。
背は低く、ふさふさとまろやかで親しみがあるところから、「お多福桜」と呼ばれている。
例年は中旬頃に見頃を迎えるが、
今年は昨日の五分咲きから翌8日で一気に満開を迎え、14日頃には落花と報じられている。
因みに、昨24年は、14日に開花し18日に満開、21日には散り初む。
遅咲きの花見で有名な名所仁和寺にも気候による異変が起きている。
さて、観音堂半解体修理、御影堂屋根葺替・部分修理の最中であるが、
お多福桜にめを奪われるばかりでなく、目線を伽藍や伽藍内の各所にやって貰いたい。
上の写真はその一部であるが・・・
仁和寺といえば仁王門のいかつい仁王像に話題が集まる。
ところが、世界遺産仁和寺の寺紋は桜であることが分かるものに随所で出合う。
みなさんはいくつ見つけることができるだろう。
これも、物見遊山の楽しみ方ではないだろうか。
仁和寺
京都府京都市右京区御室大内33
075-461-1155
http://www.ninnaji.or.jp/index.html