第107回京料理展示大会
260年の歴史、京料理職人集団「魚鳥講」がルーツ
107回目の京料理展示大会
京料理展示大会が主催する京料理展示大会は,京の師走恒例となって第107回を迎えます。
京都料理組合の始まりは、今から260年前に結成された「魚鳥講」という組織であるといわれています。「魚鳥講」の唯一の手がかりは、左京区の金戒光明寺の境内にある銅製の地蔵尊で、明治44年に建てられました。
詳しくは、「事始めの日に京料理と大福梅」師走の京都 by 五所光一郎 で。
http://kyoto-brand.com/read_column.php?cid=5058
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その台石の碑文によると、魚鳥講は江戸時代の延亭2年(1745年)に作られ、明治維新後「三店(さんたな)講」と改名、それを「魚鳥商」に改めた記念に建てた、とあります。三店とは、亀山法皇の命により京都に立った、錦の店(にしきのたな・・・中京区錦通)、上の店(かみのたな・・・上京区椹木町通)、下の店(しものたな・・・下京区魚ノ棚通、のちに東山区問屋町通)の3つの市のこと。日本で最初に開かれた市場です。
京の有名料亭より出品された豪華な京料理の作品,京都の伝統的な京料理,名物料理の数々が目にも鮮やかに並べられる見応えある展示大会です。有職料理の厳粛な儀式である珍しい生間(いかま)流式庖丁の実演や,茶席・特設食堂(有料)なども行われます。
【開催概要】
平成24年12月13日(木)・14日(金)
10:00から16:00
京都市勧業館(みやこめっせ)
京都市左京区岡崎成勝寺町
前売り:一般600円
当日料金:一般800円,学生500円