朝堀りの『たけのこ』を使った『たけのこ料理』/錦水亭
旬を迎えている筍・竹の子・タケノコ、今食わずしていつ食うのか!
と、やって来ました京都府長岡京市の八丈ケ池の畔、
日本一のたけのこ料理の店”錦水亭”へ。
創業明治14年(1881年)の老舗の風情が上がり口にも残っていた。
と、やって来ました京都府長岡京市の八丈ケ池の畔、
日本一のたけのこ料理の店”錦水亭”へ。
創業明治14年(1881年)の老舗の風情が上がり口にも残っていた。
八丈ケ池のソメイが散り初み、八重桜にバトンタッチの様子を見せる頃である。
八丈ケ池にある数寄屋づくりのお座敷を使いたいが、
二名では席料(500円/1名)を払うといっても使わせて貰えない。
友を誘い4名以上のグループでないことには予約もできず、大広間での合席テーブルとなる。
今回は一番乗りのようだ。(11:30~)
二名では席料(500円/1名)を払うといっても使わせて貰えない。
友を誘い4名以上のグループでないことには予約もできず、大広間での合席テーブルとなる。
今回は一番乗りのようだ。(11:30~)
「農家の奥座敷」と言われる位手入れがゆき届いた竹薮から、
今朝掘り起こされた筍が、テーブルに乗せられる。
今朝掘り起こされた筍が、テーブルに乗せられる。
“のこつくり” ”田楽” ”木の芽あえ”が運ばれてきた。
素材がいいのか、筍の風味を損なわず、えぐみなど勿論なく、
歯ざわりの良さを残しているに柔らかいのである。
素材がいいのか、筍の風味を損なわず、えぐみなど勿論なく、
歯ざわりの良さを残しているに柔らかいのである。
「若竹のすまし汁」 姫皮がすましには入っている。とても柔らかく、瑞々しい。
しゃぶしゃぶの牛肉をスライスするように、スライスしたわけではない。
自然の成長のままである。今がよいらしい。
姫皮といえど旬を過ぎると味も固さも変わるからだ。
しゃぶしゃぶの牛肉をスライスするように、スライスしたわけではない。
自然の成長のままである。今がよいらしい。
姫皮といえど旬を過ぎると味も固さも変わるからだ。
出ました、錦水亭自慢のひとつ、”じき竹”。
“じき竹”と呼ばれる筍の煮炊きは女将自らが代々しているという。
“じき竹”と呼ばれる筍の煮炊きは女将自らが代々しているという。
こんなにでかくても柔らかい上、だし汁の味がでしゃばっていないのが良い。
しっとりと朝霧を含んだ土から、
まるまると太り見るからに柔らかそうな「たけのこ」を掘り出した時は、
今までの苦労をすっかり忘れさせてくれるらしいが、それを頂けるのだから本望限りない。
続けて”焼竹”
淡白な筍には、やはり醤油焼きが絶妙の味を生み出している。
二階からの新緑も目に優しく、心も和んでくる。
蒸し竹である。ホタテから出る出汁とあんかけが程よく溶け合っている。
ホタテの旨みに満足させられ、筍の陰が薄いので、もっと入れて欲しいところだ。
天ぷらのマイナーチェンジが繰り返されている。
立て切りが一番よさが出ているように思う。
以前の輪切りや、微塵切りのかき揚げ風はでは、この歯ざわりが出ない。
この形を続けて貰いたい。素材の旨みが生かされ揚げられていた。
立て切りが一番よさが出ているように思う。
以前の輪切りや、微塵切りのかき揚げ風はでは、この歯ざわりが出ない。
この形を続けて貰いたい。素材の旨みが生かされ揚げられていた。
酢の物は、筍のジュレ仕立で、
一番下にスライスされた筍がたくさん盛られていた。
すっかり定番となって人気も高い。
一番下にスライスされた筍がたくさん盛られていた。
すっかり定番となって人気も高い。
デザートの前の最後の一品。これも自慢のひとつで”のこめし”と、商標登録されている。
筍の炊き込みご飯のことである。
おかわりはしてくれない。残念である。
おかわりはしてくれない。残念である。
聞いてみると、単品で2000円を超えていたので、我慢した。
錦水亭
京都府長岡京市天神2-15-15
075-951-5151
京都府長岡京市天神2-15-15
075-951-5151
無休
11:30~21:00(L.O. 19:00)
※3月中旬頃から5月末迄はたけのこ料理のみとなります。