仏の迷い道(その8)
~煩悩は下半身に宿る~ 江戸時代の笑話集『きのふはけふの物語』を読むと煩悩というものに貴賎の区別は無いのが良く分かる。まあ、これだから中々悟りが開けないのだろうけど。 今回は「上(拾遺)の58」から。 田舎の尼寺で […]
~煩悩は下半身に宿る~ 江戸時代の笑話集『きのふはけふの物語』を読むと煩悩というものに貴賎の区別は無いのが良く分かる。まあ、これだから中々悟りが開けないのだろうけど。 今回は「上(拾遺)の58」から。 田舎の尼寺で […]
Q.ことしもイライラ爆発! お盆と正月、親族家族の集まりのたびに。 夫の態度に切れそうになる。 せっかく母が作ってくれたお節料理やお雑煮。 「美味しいよ」「ありがとう。」くらい言ってよね。 してもらって、当たり前のその態 […]
~肉体の欲は断ち切りがたし~ みなさま、新年おめでとうございます。 と言っても本稿がアップされるのは5日の火曜日の予定なので、ちょっとタイミングがずれているかもしれません。 何はともあれ、本年もよろしくお願いいたし […]
~人間には上半身の人格と下半身の人格がある~ 江戸時代に出版された『きのふはけふの物語』に描かれたお坊さんの行状を笑いながら、その当時の世相も眺めてみようと進めて来たシリーズだが、今回は今までよりさらに一歩踏み込んで、 […]
年の瀬を感じさせるもののひとつに商店街がある。 ここ京都なら、まず錦市場である。 「祝鯛」の文字がみえる。 魚力の店頭に並ぶ勢ぞろいた睨み鯛を見るだけでも、目出度くなるから不思議である。 心も […]
Q.私の旦那は、大掃除なのに何もしない。 日頃できないところの掃除してほしいのに・・・。 ゴロゴロと、お昼になってもパジャマ姿で、テレビゲームばかりしている。 「窓ふきくらいしてよ!」と怒り口調で叫んでしま […]
~煩悩をぶら下げて歩む人々~ 前回はちょっといい話をしてしまったので、今回は元に戻そう。 江戸時代の笑話集『きのふはけふの物語』に収録されたお坊さんたちの困った行状の数々。 まずは「上の51」から。 吉野の山中で […]
~たまには息抜きを~ 江戸時代の笑話集『きのふはけふの物語』をネタ本にしてお坊さんたちの行状を笑いながら当時の社会を垣間見る企画でも、不祥事ばかり取り上げていたのでは不公平なので、今回は少しだけ「ほのぼの」とした話題も […]
~仏道は行い難く、色道は止まらず~ 今回のネタ本『きのふはけふの物語』をその意味から訳せば『昔は今の物語』となるだろう。 つまり、昔のことは今も変わっていないよ、ということが言いたいわけだ。そしてこの本が言っている「 […]
画像はCLICKすると 大きくなります 福王子の交差点を高雄(周山街道)に取ると、幟が目に入っきた。 朝陽を浴びた甍が光っている。昨夜の天気予報では雨だったのが、一転この陽気に恵まれた。 親鸞聖人の報恩講の日に相応しい日 […]