三春を愛でる / 梅見・桜見・桃見
薀蓄そのものが文化であり、生きている証である 桃の節句を迎え、雛飾りで祝っていると、季節の空気が和らいできたように感じる。 雛壇に飾られている咲き誇った桜の花が、そうさせるのか。 「陽光の下でいざ花見へ!」と、思いが及ぶ […]
~化け猫にも正義の味方がいる~ 動物の妖怪変化で定番と言えば化け猫である。だいたい化け犬というのは聞いたことがない。昔のお芝居や怪談映画でも「怪猫○○○○」というのはあるが「怪犬」というのはない。その化け猫も私が子供の […]
~異常事態続出の時代があった~ さて、推古天皇の時代である。この時代はいわゆる聖徳太子のほうが有名だ。 そしてこの時代の終り頃は災害が続出した時代でもある。自然災害だけではなく、日食、はてはムジナまで出てきて、中々ど […]
~崇峻天皇の時代。やはり血生臭い~ さて、今回は崇峻天皇の時代に入る。厩戸皇子(聖徳太子)のいた時代である。だいぶ親しみが湧いてくるのではなかろうか。 この時代は蘇我氏と物部氏の抗争が熾烈を極めていた。雄略天皇や武 […]
~中々凄まじい日本書紀の中身~ さて、『日本書紀』の中から「えげつない話」ばかり抜き出してご紹介しているわけだが、今回は武烈天皇。岩波書店の日本古典文学大系本の『日本書紀』では下巻の14頁であるが、ここに武烈さんの趣味 […]
節分といえば吉田神社の節分詣。 黄金四つ目の方相師が鬼をやっつける 「古式追儺式(鬼やらい神事)」が、夙に知られる。 吉田神社は、平安遷都から65年、 貞観元年(859年)中納言藤原山蔭が平安 […]
令和3年、追儺招福豆まき祭りは中止 節分に東山区聖護院門跡斜め向いにある須賀神社へ出かけると、「懸想文」に「豆茶」に「須賀多餅」が授かれることをご存知だろうか。 豆まきの豆が入った「豆茶」である。塩味が少し […]