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    京都ミステリー紀行

    化け猫だあ~、の後日談

    ~猫が化け猫になる理由。猫は忘れない~

     さて、前々回まで化け猫の話をしていたが、3月18日付け読売新聞朝刊の「ニュースの門」に「猫に『思い出』『推理能力』?」という記事が載った。


     

     平成6年(1944)から一般社団法人ペットフード協会(こんな団体があるんですね)が犬と猫の国内飼育数の調査を始めたが、開始以降ずーっと犬が猫を上回っていたのに、平成29年(2017)に逆転し、昨年はついに猫が犬に100万匹の差をつけて上位に立った。
     ただし、これには注釈がいる。
     飼い猫の数は増えていない。
     犬の飼育数が年々減る一方なのに対し、猫の方はほぼ横這いなのである。つまり、ライバルの犬の数が減ったおかげで猫が首位を保っているわけで、「敵失による勝利」なのだな。猫が隆盛を極めているのではなく、犬の凋落が激しいのである。って、大丈夫なのか犬属。
     何はともあれ昨年、新たに飼われた猫の数は前年比16%増の48万匹になったという。

     さて、この猫なのだが、読売の記事では「思い出を忘れない」としてあったが、要するに「記憶力がある」ということが実験で証明された。
     どのような実験かというと

    (1)4枚の皿を用意し、2枚に餌、1枚にヘアピンを置き、1枚は空にして、猫に1枚分の餌を食べさせる。
    (2)1枚分食べたら猫を部屋から連れ出し、全てを空の皿に交換して、15分後に猫を連れ戻す。
    (3)すると、猫は食べ損ねた餌のあった場所に置いた皿の所に行き、餌を探した。

    猫の秘めた能力「思い出忘れない?」、「物理法則を知っている!」…進む研究

     つまり、猫はどこに何があったかをちゃんと覚えていたのだ。
     猫は忘れない。
     
     これだ! これなのだ。猫が化け猫になる理由。
     「思い出」を忘れない。
     これだけ聞くと、何やらほのぼのとしたものを感じる方が多いかもしれないが、よく考えればわかるように、「思い出」というのは良いものだけではないのである。「悪い思い出」もあるのだ。こっちの方もしっかりと覚えているわけで、これが行き過ぎると、良い思い出よりも悪い思い出のほうをよく覚えている。

    執念深くなるのだ。

     化け猫のパターンのひとつは、飼い主が非業の死を遂げて、その愛猫が恨みを晴らすというもの。
     これも飼い主との愉しい日々と、飼い主を死に追いやった連中のことを覚えているから復讐が出来るのである。妖怪猫に化けてから、「あれ、悪いことをしたのは誰やったかな?」と悩んで、「ええい、かまうか」と手当たり次第に人を殺したのでは仕返しにならない。悪いことをした奴らのことを覚えていなければ駄目だ。
     つまり、昔の日本人は「猫には記憶力がある」というのが分かっていたという事だ。今頃になって学者先生に実験などしてもらわなくてもよかったようなものだが、でもやはり科学的に実証されたというのは大事だろう。

    Cats can remember

     ゆめゆめ侮ることなかれ。

    【言っておきたい古都がある・430】

    谷口年史

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    谷口 年史(たにぐち・としふみ)

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