ご近所旅館のお膳 / 旅館三賀
小生の暮す六角堂を中心にした「堂の前町」界隈は、以前は旅館が多かった。
烏丸六角を東に入るとすぐに「小倉屋旅館」でお向かいだったが今はガレージ。
東洞院通を北へ三条ら向かうと、「料理旅館中原」は商業ビルの建築中だし、「ホテル千代鈴」もガレージ。
六角通を歩く修学旅行生の姿も、まだ見られるから安心なのは、奮闘されている旅館があるからだ。
毎年の年度末の総会は、ご近所を使うように心がけているが、今年は・・・
富小路の六角を上ったところにある「旅館三賀」さんである。
ご近所とはいえ小生は初めてである。
富小路の六角を上ったところにある「旅館三賀」さんである。
ご近所とはいえ小生は初めてである。
さてさて、お料理の程は・・・
先付けに季節が感じられた。桃のあしらいが嬉しい。
吸い物にも向付けの肴にも目新しさはないが・・・
吸い物にも向付けの肴にも目新しさはないが・・・
どれどれ、中トロから頂いてみるとしますか・・・ ふむ、頃合の舌触り。
小鍋は紙鍋に昆布が入り、煮立てて出汁となったところで、具を入れる。
丹波牛のしゃぶしゃぶをいただくことに。
赤身とサシの具合から、どれぐらいであげようかと・・・
固めでいただくより柔らか目を好む小生は、これぐらいで様子見を。
椎茸、水菜、なかなか具材の選別は確かなものを使われていた。
固めでいただくより柔らか目を好む小生は、これぐらいで様子見を。
椎茸、水菜、なかなか具材の選別は確かなものを使われていた。
本日の小生のお気に入りとなった一皿がこれだ。
蕗と鯛の子の味付けは京料理の粋が見事に出ていて、満足しきりである。
蕗と鯛の子の味付けは京料理の粋が見事に出ていて、満足しきりである。
海老にさわら ロブスターのグラタンは月並みとなった調理で、
歳の所為か、活け伊勢えびが一切れあれば良いと・・・、
西京味噌のさわらは、ここまで焼かない方が良い。
歳の所為か、活け伊勢えびが一切れあれば良いと・・・、
西京味噌のさわらは、ここまで焼かない方が良い。
酢の物は松葉蟹、見るからに瑞々しく、口に入ると美味なる蟹汁が広がった。
ご飯に赤だし、漬物。
デザートのあまおうもなかなかの品である。
ということで、旅館三賀さんでお食事だけを頂きました。
一泊二食で、オフシーズン平日なら15,750円~とリーズナブルである。
下手にビジネスホテルに泊まるぐらいなら、絶対にお奨めである。
さて、今日のお食事だけはいくらの予算だったのだろうか。
旅館三賀
京都府京都市中京区富小路通三条下る朝倉町526
075-241-3251
http://www.ryokan-sanga.co.jp/
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