京に癒やされ 知られざる祇園祭 神宝奉持列 お宝運び, ト部日良麿, ふれ太鼓, 円融天皇, 円融天皇陵, 剣鉾, 勅板, 又旅社, 唐櫃, 大政所御旅所, 宮本組講社, 弥栄学区, 御神体, 御神宝, 御装束, 牛頭天王, 狩衣装束, 祇園御霊会, 神人, 神幸祭, 神幸道, 神泉苑, 豊園泉正寺榊列, 騎馬武者 2018年7月12日 宮本組、神恩感謝で「お宝運び」 祇園祭には「お宝運び」がある。 それは、山鉾のことでも、神輿のことでもない。 神幸祭と還幸祭の時に、六角屋根のスサノオを乗せた中御座神輿の前を行く「神宝奉持列」のことである。 祇園祭の要と […]
京に癒やされ 祇園祭 鉾町の和菓子 こはくかん, したたり, スサノオノミコト, 三條若狭屋, 中村楼, 亀屋良長, 亀廣永, 二軒茶屋, 八坂神社, 占出山, 吉兆あゆ, 大極殿本舗, 宵山だんご, 山鉾巡行餅, 柏屋光貞, 牛頭天王, 琥珀羹, 祇園ちご餅, 租庸調, 稚児餅, 行者餅, 鮎釣山, 鶴屋長生 2018年7月5日 日常の衣食住が競い文化芸術に昇華す 八坂神社の祭神スサノオノミコト(牛頭天王)の神霊をもてなす「神賑(かみにぎ)わい」は、山鉾やその巡行に止まらず、歌舞音曲の奉納や、屏風祭へと盛り上がる。 それにともない、町衆の知恵は鱧 […]
京に癒やされ 夏越祓 茅の輪くぐり ちがや, ひとがた, 上賀茂神社, 人形, 人形流し, 北野天満宮, 城南宮, 拾遺集, 茅, 茅の輪くぐり, 藤原家隆, 貴船神社, 車折神社, 野宮神社 2018年6月28日 お気軽リセットボタン、1年に2回までが良し 「みな月の なごしの祓へするひとは ちとせのいのち のぶといふなり」 この和歌を繰り返し唱えながら、左右左と八の字をなぞる様に、茅の輪に一礼し、三回くぐり、その後に拝所に進み祈 […]
京に癒やされ 京の沙羅双樹を愛でる びわこ水生植物園水の森, ワットポー, 城南宮, 夏椿, 妙心寺東林院, 宝泉院, 寝釈迦寺, 平家物語, 府立植物園, 方丈庭園, 沙羅の花を愛でる会, 沙羅双樹, 法金剛院, 無憂樹, 真如堂, 祇園精舎, 菩提樹, 釈尊 2018年6月21日 苔の上に落ちた白い花に諸行無常の響きあり 今の今まで、平家物語で暗記した沙羅双樹と、仏教の三大聖樹のひとつ沙羅の樹の花が同じものとは思っていなかった。 その所為で、朝からささいな口論が始まった。 元は、妙心寺東林院の沙羅 […]
京に癒やされ 野花菖蒲で田植えを知る アヤメ, かしょうばいようろく, しょうおう, のぎ, ぼうしゅ, 仙伝抄, 壁雲荘, 尺素往来, 松平左金吾定朝, 芒, 芒種, 花菖培養録, 花菖蒲, 菖翁, 菖蒲 2018年6月7日 季語は飾りにあらず、時節の本質ぞ この時期に外へ出ると、緑陰が目に留まり、草木などの生物が次第に生長していることに気づく。 二十四節気を見てみると「小満」を終え、「芒種(ぼうしゅ)」とある。 「芒種」とは、現在の6月6日 […]
京に癒やされ 京の水無月花暦 オカトラノオ, キョウチクトウ, くちなし, さつき, ニワナナカマド, ヒペリカム, びようやなぎ, 京鹿子, 夏椿, 夏萩, 夾竹桃, 栄西禅師, 沙羅双樹, 真如堂御影堂, 睡蓮, 紫陽花, 花菖蒲, 菩提樹, 蛍袋, 西洋金糸梅, 鉄線 2018年5月31日 禅師も心奪わる梅雨時の花たち 六月の足音はさつきとともに訪れる。 神社仏閣の庭園に行かずとも、家の庭先や玉造のさつきの植え込みが開花とともに知らせてくれた。 白に紅に薄紅の鮮やかな花の色。 葉の上にちらほら咲かせているも […]
京に癒やされ 織田信長忌 二条城, 信孝, 信広, 信忠, 信長まつり, 安土城二の丸跡, 明智光秀, 本能寺, 清玉上人, 総見寺, 織田信長, 運慶, 阿弥陀寺 2018年5月24日 もし、親方様が、、。今畿内は、、。江戸は、、。 毎年6月2日に、明智光秀に襲撃され自刃した織田信長の忌日法要が行われていると聞く。 そこは織田信長公本廟の石碑が建ち、墓所と伝え、上京区寺町通今出川上る鶴山町にある蓮台山総 […]
京に癒やされ 春祭最後の嵯峨祭 わけのきよまろ, 和気清麻呂, 大覚寺, 嵐亭, 嵯峨祭, 嵯峨祭行列絵巻, 嵯峨釈迦堂, 愛宕太郎坊, 愛宕山大権現, 愛宕神社, 愛宕野々宮両御旅所, 與丁, 野宮神社 2018年5月17日 権者の栄枯盛衰、民の祭りはしなやかに強かに 春祭りの幕が降りるのは5月の第四日曜日で、野々宮神社と愛宕神社合同の嵯峨祭の還幸祭となる。 歴史的な祭礼の日も、その時代の人の都合で決められることが多くなってからは、祭りの日を […]
京に癒やされ 松尾の葵祭 ふたば葵, 上賀茂神社, 下鴨神社, 中津島姫命, 丹塗矢, 大山昨神, 山王総本宮日吉大社, 松尾大社, 松尾大社還幸祭, 松尾山, 玉依姫命, 神山, 秦忌寸都理, 賀茂別雷命, 賀茂建角身命, 賀茂県主, 鳴鏑, 鴨玉依姫神 2018年5月10日 京都の皐月といえば、上賀茂、下鴨の両神社での葵祭(賀茂祭)である。 斎王代や藤の花の掛かった牛車などの巡行が、都大路から下鴨、上賀茂の両神社へと平安王朝絵巻を繰り広げ、路頭の儀、社頭の儀が執り行われる。 葵祭では神社、祭 […]
京に癒やされ ミッドナイト念仏 in 御忌 国宝三門楼, 崇仏派, 平安京, 平安時代, 後柏原天皇, 御忌サラナ, 御忌大会, 御忌逮夜法要, 排仏派, 日蓮宗, 曹洞宗, 法然上人, 浄土宗, 浄土真宗, 物部氏, 知恩院, 聖徳太子, 臨済宗, 蘇我氏, 鎌倉仏教 2018年4月19日 幸福を願いひたすら念仏を称える音響、時空間が京の守った文化か 4月18日午後8時 「ミッドナイト念仏in御忌」が行われた。 翌朝7時までの12時間の夜通し念仏ライブである。 場所は知恩院国宝三門楼上で、入場無料、出 […]
京に癒やされ 桜見に曲水宴 上賀茂神社, 二尊院, 冷泉家時雨亭文庫, 御所桜, 斎王代, 斎王桜, 時雨亭, 曲水宴, 渉渓園, 神主重保, 藤原定家, 角倉了以 2018年4月12日 散り逝く桜花、神泉の流れに平安の世界観を見る 毎年四月の第2日曜に「曲水宴」がある。 先日のその日の朝は早くに目が醒めた。 始まりの午後1時には充分な時間の余裕があるが、上賀茂神社までの道中を思案しながら出支度を整えだし […]
京に癒やされ 桜と茶だんごで宇治三昧 三春滝桜, 中ノ島, 天ヶ瀬ダム, 宇治上神社, 宇治川, 宇治川しだれ, 平等院, 平等院鳳凰堂, 恵心僧都源信, 朝日山恵心院, 浮島十三重石塔, 花見船, 雨寶山橋寺放生院常光寺 2018年4月5日 名所アルアル「出入口→団子屋→桜木、宝物殿→宗教本尊」 桜を求めて京都市内が混雑の最中、宇治を目指した。「宇治川さくらまつり」の日であったので、渋滞に多少の躊躇いはあった。 まず宇治川中ノ島である。中ノ島は […]