京に癒やされ 狸谷不動院 千日詣り火渡り祭 すずかけ, たぬき, ときん, なごしのぬさ, の兜巾, まさかり, 一乗寺下り松, 修験道, 八大神社, 千日詣り, 夏越の幣, 大本山一乗寺, 建築, 懸崖造, 武蔵之滝, 火渡り祭, 狸谷不動院, 狸谷山, 瓜生山, 篠懸, 紫灯護摩壇, 舞台建築, 舞台造, 詩仙堂, 鉞, 怒鬼 2021年7月7日 ベタですが、やはり、心頭滅却すれば、、、 「たぬきだにのお不動さん」をご存じだろうか。 京都市内を走っている車の後ろに、「交通安全 狸谷山 追突注意」と書かれた赤いステッカーをよく目にする。 それを見るたびに、信仰の霊山 […]
京に癒やされ どこで愛でるか花菖蒲 その2 きゅうり封じ, しょうざん光悦芸術村, 勧修寺, 崇徳天皇, 平安神宮, 待賢門院, 後白河天皇, 梅宮大社, 池泉回遊式庭園, 法金剛院, 神光院, 紫陽花, 花菖蒲, 蓮の寺 2021年5月5日 梅から三月百花繚乱で夏まじか 池泉回遊式庭園で花菖蒲を愛でられるのは、平安神宮や梅宮大社だけではない。 梅宮大社からなら新丸太町通を目指し、蓮の寺として知られる法金剛院を訪れるのが良い。 関西花の寺十三番札所を冠する寺院 […]
京に癒やされ どこで愛でるか花菖蒲 その1 南神苑, 小川治兵衛, 平安神宮神苑, 杜若, 東神苑, 植治, 白虎池, 紫陽花, 花菖蒲, 黄菖蒲 2021年5月3日 東なら平安神宮神苑か。西は梅宮大社だ。 葵祭や嵯峨祭が終わり、水無月が近づくと入梅が気になるが、初夏の先駆けとして咲く花菖蒲や紫陽花の楽しみも増してくる。 まずは花菖蒲である。 杜若とバトンタッチをするかのように咲きはじ […]
京に癒やされ 菖蒲の節句とちまき 端午の節句, 菖蒲の節句, 鎧兜 2021年5月1日 ひたすら厄除けを願う 端午の節句といえば男子。 男子とは、武将。 武将の象徴といえば、これ甲冑である。 お公家さんの京都には鎧は不似合いと思いきや、どっこい、立派な有職の兜が家々には飾られている。 平安時代の鎧兜は男子の […]
京に癒やされ 菖蒲の節句発祥の地 藤森神社 一字書き, 乗尻, 宮本下之郷, 手綱潜り, 払殿, 朝渡, 東福寺郷, 横乗り, 深草郷, 皇馬, 矢払い, 菖蒲の節句, 葵祭, 藤下がり, 藤森神社, 藤森神社鼓笛隊, 賀茂祭, 賀茂競馬会, 路頭の儀, 逆乗り, 逆立ち, 駈馬奉納, 駈馬神事 2021年4月16日 春たけなわで馬駆ける 春祭酣(たけなわ)と言う使い方をするので、春祭(はるまつり)とは春に行われる祭りの総称であると誰もが理解している。 更に、日本国語大辞典にあるように、「その年の豊作と、悪疫の流行を防ぐことなどを願っ […]
京に癒やされ おかめ桜に千本釈迦念仏 おかめ桜, ゆいきょうぎょうえ, 兼好法師, 千本釈迦堂, 大原声明千本式, 徒然草, 涅槃図, 近衛邸址の糸桜, 遺教経会 2021年3月28日 散り逝く花とて、礼は散らさず 例年より早く京の桜の開花がはじまり、京の春を告げる近衛邸址の糸桜は満開見ごろを迎えている。それどころか都の枝垂れ桜や桃桜が、あちこちで枝を桜色に染めている。 街中を行き来していても、桜色が自 […]
京に癒やされ 小野小町ゆかりの随心院の観梅会 はねずの梅, はねず踊り, 古今和歌集, 小町化粧の井, 小町手作り市, 小野小町, 小野篁, 小野良真, 文塚, 文張地蔵尊, 榧の大木, 紀貫之, 観梅会, 随心院 2021年3月5日 におう梅花、匂う女御におどる男、はかなし 平成24年の梅の開花は寒さの為に大幅に遅れた。 そのお蔭で、4月の声を聞こうとしているのに、各地の満開見頃が続いている。 真言宗善通寺派大本山随心院からの「名勝小野梅園公開期間延 […]
京に癒やされ 三春を愛でる / 梅見・桜見・桃見 じょうし, 三春, 上巳, 桃の節句, 桜見 2021年3月1日 薀蓄そのものが文化であり、生きている証である 桃の節句を迎え、雛飾りで祝っていると、季節の空気が和らいできたように感じる。 雛壇に飾られている咲き誇った桜の花が、そうさせるのか。 「陽光の下でいざ花見へ!」と、思いが及ぶ […]
京に癒やされ 観梅 京の梅かほる くんばい, もんこう・ききこう, らっこう, 下鴨神社, 光琳梅, 四君子, 城南宮楽水苑, 尾形光琳, 御手洗川, 智恵光院, 枝垂れ梅, 楽香, 烏の縄手, 祐正寺, 糺の森, 紅梅図, 紅白梅図屏風, 聞香, 薫梅, 風神雷神図屏風 2021年2月14日 薫る梅林は国の宝なり 香道で香を嗅いでその種類を当てることを聞香(もんこう・ききこう)というが、観梅で馥郁(ふくいく)たる梅の匂いを嗅ぐことを、いかに呼べば良いだろうか。 辞書を繰るが、適切な文字が見当たらない。 相方は […]
京に癒やされ 【稲荷山初午】山の霊気は登り詣でて語れるもの おせち, お塚信仰, お滝場, 七草粥, 三辻, 上之社, 下之社, 中之社, 伏見稲荷大社, 初ゑびす, 初不動, 初天神, 初弘法, 初観音, 初詣, 初金毘羅, 千本鳥居, 四辻, 奥社, 寒中見舞い, 小豆粥, 山城国風土記, 注連縄, 清少納言, 稲荷山霊峰, 鏡開き, 門松 2021年2月3日 稲荷山の霊気は登り詣でて語れるもの おせちのお重を片付け、一年の無病息災を願い、「七草粥」を食した。 「鏡開き」で円満な日々が続きますようにと念じ、お善哉も頂いた。 そして注連縄と門松を外し、小正月には、邪気を払い万病を […]
京に癒やされ 節分立春 吉田神社 伊波比主命, 健御賀豆知命, 卜部, 双ヶ岡, 吉田神社, 天之子八根命, 天神地祇八百万神, 山秀の恵方, 年越しそば, 延喜式内, 後水尾天皇, 方相氏, 比売神, 河道家のれん会, 火炉祭, 疫神祭, 神楽岡, 船岡山, 藤原山蔭, 豆撒き, 追儺式, 鬼やらい 2021年2月1日 神座(かみくら)で福を自分の内に呼び込む祈りす 早咲きの梅の開花が春一番を告げ、節分が近づいてきた。 神社では節分祭、寺院では節分会と呼ばれ、一年の厄除け、厄払い、厄落としが行われ立春を迎える。 迎春の準備の厄除けは、神 […]
京に癒やされ 町歩きの節分風景 ついなしき, 下御霊さん, 下御霊神社, 元三大師良源, 光仁天皇, 八ッ橋, 八咫烏, 吉田神社, 夷川五色豆, 廬山寺, 後陽成天皇, 恵方巻, 慈恵大師, 懸想文, 懸想餅, 清荒神節分会, 火炉祭, 熊野神社, 角大師, 豆政, 追儺式, 開成親王, 須賀神社, 鬼やらい, 鬼法楽 2021年1月31日 京都に流れている時間はどこも素晴らしい 節分の鬼やらいは宮中の追儺式(ついなしき)に始まり、初詣とともに今日でも欠かせない歳時記として、神社仏閣へ節分詣がなされ、家庭では豆撒きが行われている。 お父さんは鬼の面を被り、方 […]