これはレゲエか!? ボブマリーが上御霊さんに舞い降りたのか?
大文字五山の送り火の昨日、市内の三ヶ所で六斎念仏が行われていた。
円覚寺 | 11:00頃 盂蘭盆奉納 |
円覚寺六斎保存会 | 念仏六斎 | 京・右京区嵯峨水尾宮ノ脇町58 (075-861-2795) |
壬生寺 | 20:30頃 精霊送り |
中堂寺六斎会 | 芸能六斎 | 京・中京区坊城通り四条下ル (075-841-3381) |
西方寺 | 21:00頃 送り火法要 |
西方寺六斎念仏保存会 | 念仏六斎 | 京・北区西賀茂鎮守庵町50 (075-492-5889) |
小生はこの六斎念仏踊りを見に行けなかった一人である。
毎年、大文字さんが終わってから、しまった来年こそはと思い、その繰り返しである。
しかし、救いがある。
18日に行われる六斎があったからである。
前に書き残したブログを見て、翌晩の予定を考えることにした。
ルーツ・ロック・レゲエ
このリズムがそう感じさせる。
外人さんが居て踊りだしてくれれば、観客が踊り出さないかと。
ノリが悪いなぁ。 ロックフェスなら総立ちで踊るだろうに。
“中川酒店”にお客の出前して貰えば・・・盛り上がるだろうに。
そんな京になってもらいたいねぇ・・・
六斎念仏は、空也上人が疫病に苦しむ人々を元気づけようと始めた仏教の民間芸能である。
そもそも1000年前、洛中に疫病が流行して多くの死者が出た時、
人々が不安に陥っていたところ、空也上人が托鉢の鉢を叩いて、街々で「南無阿弥陀仏」を唱えて廻わり、
疫病死の不安を取り除いたことに始まっている。
「空也上人の生まれ変わりはボブマーリーかも知れない。」と前にも思ったが、
明晩もまたそう感じるだろう。
■場所: 上御霊神社
■日時: 8/18 例祭 狂言奉納:9時半~ 小山郷六斎念仏:20時半頃~
■アクセス: 地下鉄烏丸線「鞍馬口」駅
踊念仏は、平安時代中期の僧空也によって始められた、
托鉢に用いる鉢を叩いて、洛中の街々で「南無阿弥陀仏」を唱えて廻わり、
人々の不安を取り除いたのが六斎の始まりだとも言われている。
中世に入り「南無阿弥陀仏」の念仏に複雑な節がつけられ、
当初は鉦だけであったが、それに太鼓が加わったお囃子となり、
六斎日におこなれるようになったことから、「六斎念仏」と呼ばれるようになった。
なお、六斎日とは1ヶ月のうち在家の者が八斎戒を守らなければならない日のことで、
8日・14日・15日・23日・29日・30日の6日であった。
六斎日には、悪鬼が人を惑わす日とされて、何事も自粛されてたのである