嵯峨釈迦堂の梅は、桜はいかがかな・・・
多宝塔前には、紅梅白梅が咲きそろう。
紅梅が一足先に花をほころばし、続いて白梅がほころばせる。
今年は梅の開花が遅く、河津桜が例年並みに開花したので、
同時に満開が楽しめ、まだ見頃が続いている。
紅梅が一足先に花をほころばし、続いて白梅がほころばせる。
今年は梅の開花が遅く、河津桜が例年並みに開花したので、
同時に満開が楽しめ、まだ見頃が続いている。
多宝塔の背後には聖徳太子堂がある。 近寄り見上げると、こんなにも明るく咲き誇っている。
本堂は兎に角大きい。国宝の釈迦如来像の鎮座するところだ。
嵯峨帝の第八皇子・源融の別荘・栖霞観(せいかかん)があったところで、
融が生前に造立発願して果たせなかった阿弥陀三尊像を子息が造り、
これを安置した阿弥陀堂を棲霞寺と号した。
その後天慶8年(945年)に、重明親王妃が新堂を建て、等身大の釈迦像を安置した。
一説では、「釈迦堂」の名の起こりはこの時であるという。 宗派は初め華厳宗、後に浄土宗となる。
一切経蔵は終日読経が流され、寺院の境内に鳴り響いている。
堂に入ることができる。中からの景色は格別である。
これが阿弥陀堂である。拝観料なしにあがることができる。
左の紅梅の斜め後ろに薄桃色の梅があり、さらに左手にゆくと「軒端の梅」である。
親木は相当な老木で、近年花の姿が見られない。
この境内には憩える春の空気が至る所にあるのである。
嵯峨釈迦堂 ( 清凉寺 )
京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
075-861-0343
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