事始めの日に京料理と大福梅 例年、師走の事始めの13日と14日の両日「京料理展示大会」が、左京区岡崎の京都市勧業館（みやこめっせ）で開催されている。 この京料理展は明治19年の第1回から数えて今年で101回目を迎える。 […]

師走の京都には、時を経ても変わらずに淡々と行われている行事が数多くある。 あまねく出掛けるようにして、新しい年を迎える心の準備に励むようにしている。 13日は事始である。事始とは正月の準備を始めだす日のこと。 その準備は […]

飽食を省みる暦日に感謝する 6月を水無月（みなづき）と呼ぶが、この月に梅雨入りする。 水無月と書くが、決して水の無い月という意味にはならない。「無」は「の」で連体助詞であるという。 つまり、「水無月」は「水の月」であるら […]

北鬼門で睨みをきかせる白虎ならぬ阿吽の虎 師走13日の事始めの朝は、祇園事始めの舞芸妓さんの挨拶回りを眺め、北野さんに大福梅を授かりにゆくのが恒例となっているが、小生の事始めのひとつに狛犬巡りがある。 くる年の干支に因ん […]

烏梅・白梅・蜜梅　梅の食し方 5月に旬というと梅の実が思いつく。旬といえどその実を食べることはできない。 幼少の頃、たわわに実る青梅をもぎ取りかじり食べた。 腹を刺すような痛みは今も忘れられない。 梅の名所の木々には青く […]