茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術
16世紀後半、樂家の祖長次郎によって始められ、日本の陶芸の中でも他に類例を見ない独特の美的世界を作り上げてきた樂焼。以来450年間にわたり、常に茶の湯との強い結びつきの中で焼き継がれ、日本陶芸史における重要な役割を果たし […]
16世紀後半、樂家の祖長次郎によって始められ、日本の陶芸の中でも他に類例を見ない独特の美的世界を作り上げてきた樂焼。以来450年間にわたり、常に茶の湯との強い結びつきの中で焼き継がれ、日本陶芸史における重要な役割を果たし […]
良いことが起きるよう願うのは時代や地域を超えて、人類の共通する思いです。 アジアの人々は古代より器物の形や文様の形を借りて、豊穣、子孫繁栄、立身出世、富貴栄華、不老長寿など現世におけるさまざまな願いを表しました。これらは […]
人には心に残る感情や声の記憶がある。それらの記憶を女性と蝶の形にし、色を付け、作品として発表している中井美樹先生の個展。時間をかけて大切に選んだラインと、並べられた色の美しさを感じられるだろう。 展示作品:約25点(展示 […]
フランス・パリ生まれの画家、ロベール・クートラス(1930-1985)は、当時「現代のユトリロ」、「第二のベルナール・ビュフェ」として売り出されました。画家は、流行に左右される美術界での活動に苦しみ、画廊を離れ困窮のなか […]
篠原ユキオ 1948年 大阪生まれ 1972年 京都教育大学美術科卒 大学在学中に産經新聞にて1コマ漫画家デビュー。 以後、大阪新聞、読売新聞、朝日新聞、日本経済新聞など在阪の新聞社に作品を発表。産經新聞で […]
生誕300年記念 『伊藤若冲展 後期 』 本邦初公開 「鸚鵡牡丹図」他 伊藤若冲は繊細な描写技法によって動植物を美しく鮮やかに描く一方、即興的な筆遣いとユーモラスな表現による水墨画を数多く手掛けるなど、85歳で没する […]
京都の東山に壮大な伽藍をかまえる泉涌寺は、いまから800年ほどまえ、俊芿(しゅんじょう、1166~1227)により開創されました。寺名の由来は、境内の一角から清水が涌き出たことによるといいます。朝野の崇敬をうけるなかでも […]
平成29年(2017)の干支である酉(とり)にちなんで、鶏や鳥にちなんだ美術作品を特集します。夜明けを知らせる鶏は古くより「陽鳥」として尊ばれてきました。また、多種多様な鳥類の美しい姿は東洋美術の主要な画題として発展し、 […]
18世紀の京都で活躍した伊藤若冲(1716~1800)は花鳥画を多く描いた人で、とりわけ鶏はその代名詞ともいえる得意画題でした。しかし、若冲は少ないながら人物画も手がけており、精細な描写から力強く大胆な筆墨まで表現の幅も […]
われわれはまったく新しい状況に直面すると、 つねに、もっとも近い過去の事物とか特色に執着しがちである。 われわれはバックミラーを通して現代を見ている。 われわれは未来に向かって、 後ろ向きに進んでゆく。 —& […]
マン・レイ(1890-1976)はアメリカで画家としてキャリアを開始し、マルセル・デュシャンと知り合ったことをきっかけとしてダダやシュルレアリスム運動に接近していきます。1921年に大西洋を渡りパリに拠点を移してからは、 […]
同志社社史資料センターでは、2015年度に新島襄の実弟・双六(そうろく)の養子である新島公義(にいじま・きみよし/1861-1924)の関係資料を購入しました。 この資料群は全852点(うち730点は葉書)、時期は明治2 […]