ほとけと神々大集合 ―岡山・宗教美術の名宝―
古代、岡山県は「吉備国」と呼ばれ、大和や出雲に並ぶ一大勢力を築いていた。
その歴史を背景に、岡山県では古くから宗教文化が豊かに育まれてきました。密教や浄土信仰との関わりも深く、鎌倉時代には浄土宗の開祖・法然や臨済宗の開祖・栄西を輩出するなど、日本仏教史の上でも重要な地域です。また、在地の神々への信仰も篤く、県下では神楽などの神事が今なお盛んに行われています。
主な展示作品
このたび、岡山県立博物館の改修工事にあわせ、同館の所蔵品及び寄託品の一部をお預かりすることとなりました。本展では、多彩な宗教美術の中から「密教」と「神仏習合」という2つのテーマを柱とし、岡山県内20余りの寺社に伝わる曼荼羅や仏像、神像など約50件(重要文化財11件を含む)をご紹介します。
展示構成
第1章 密教美術
第1節 密教の世界観
第2節 密教のほとけたち
第3節 弘法大師と密教寺院
第2章 神仏習合の美術
第1節 神々とほとけの姿
第2節 神仏習合の神とほとけ
第3節 神への祈り
- ほとけと神々大集合
- ―岡山・宗教美術の名宝―
- 日時
- 11月21日(土)~2021年1月24日(日)
10:00 ~ 17:00
※最終入館受付は16:30まで - 場所
- 龍谷大学 龍谷ミュージアム
京都駅から徒歩約12分・西本願寺前 - 料金
- 一般900(700)円、高大生500(300)円、小中生200(100)円
- 主催/問い合わせ
- 龍谷大学 龍谷ミュージアム
075-351-2500 - 参照web
- https://museum.ryukoku.ac.jp/