田植祭 伏見稲荷大社
ご神前に日々供饌されるご料米の稲苗を神田へ植えるお祭で、本殿祭の後祭場は神田に移され、王朝をしのばせる典雅な「御田舞」が奏される中を“早乙女”らによって田植がすすめられる。
伏見稲荷大社は商売の神様と名高いが、実は五穀豊穣を祈る五柱が祀られていて、「稲荷五社大明神」といわれている。
お田植え祭は五穀豊穣を祈る神事で、神社内もしくは近隣の水田で、早乙女姿に扮した娘さんたちが実際に田植えを行ったり、田植えを模した踊りを披露する祭りである。
つまり、今日の主役は早乙女ということになる。
田植の日に苗を田に植える女性のことを早乙女と呼び、ハレの役であり、神に奉仕する神役でもある。
当日はハレ着を着用しての田植えである。田植衣装のこうした華々しさは、田植が重要なハレの行事であったことを物語っている。
神と人と稲と暦が一体となる瑞穂の国よ、がんばれ
お田植祭・伏見稲荷大社 by 五所光一郎
お田植祭・伏見稲荷大社 by 五所光一郎
2、
八束穂の稲荷の御田におり立ちて
まひつかなでつ植うるさおとめ3、
稲荷山かげをひたせる斎田(いわいだ)に
八束(やつか)垂穂(たりほ)のあきの色みゆ。
☆★☆★ 伏見稲荷大社 田植祭 ☆★☆★
未定 今後の状況を判断し、決定次第お知らせ
■開催日時:6月10日 13:00〜
■開催場所:伏見稲荷大社 京都市伏見区深草藪之内町68
■入場料 :観覧無料
■お問合せ:075-641-7331
■URL :http://inari.jp/