京都ラーメンを 「食」本来のあり方でもって、 世界へ目を向ける。 サラリーマン時代のコンサルティング会社で経営のノウハウを身につけ、商売の原理原則を皿洗いから学んだ。「体力仕事だけど、頭はホワイトカラーなんですよ（笑）」 […]

らーめんや亜喜英 あきひで 　「あっさりスープが好きな方、誠に申しわけございません…」。同店も豚骨と鶏ガラと水だけで煮出した「高密度系」スープだ。料理人一筋、店主の森島英之さんがラーメン職人として肝に銘じているのは、意外 […]

志七そば 吉田屋 しなそば よしだや 　「玄人はだし」と「玄人」の違いは何だろうか。その一線は何によって引かれるのか？ 同店のオーナー吉田さんは、インシュアランス・アドバイザーという職業を持っている。京都ラーメンを愛する […]

桃花春 とうかしゅん 　同名の中華料理店が、かつて新京極花遊小路にあった。「桃園亭」「東華菜館」とともに創業者が北京の同村出身であり、それは皆、昵懇の仲だったという。「桃花春」だけが後継者不足に泣き、やむなく閉店した。9 […]

ラーメン ガッツン 　 「コッテリ」と「濃厚」は違うというスープの代表格。利用客の8～9割が注文するという商品名が「こってり」なので、敢えてその言葉を使うなら「毎日食べられる」「高齢者でも大丈夫」な「こってり」となろうか […]

祇園 みみお 　「映画だけじゃ喰ってけないし、職もたな」と、映画監督と含めて2足の草鞋を履きつつ我流で始めたラーメン店。祇園界隈の人から、じわじわと口コミで認知されていった「飛騨高山 中華そば」は、その後「ラーメンは仕込 […]

らーめん・福三 ふくさん 　日本料理一筋30年のキャリアを捨てて踏み込んだラーメン道。懐石料理の客層は限られるが、ラーメンは万人に等しい食べ物である。自分の力量を図るには最適な国民食。「（今まで修得してきた料理の）技を使 […]

来神 らいじん 残念、閉店しました。 　コクはあるがクドくない優しい「豚骨醤油」のスープ。歯応えのしっかり残る細麺。安心感溢れる代表的な京都ラーメンだ。京都人を「あっさりしている人が多い」と評す店長･山下さん。懐に入るま […]

おいけらーめん さまた 　昭和34年、御池通間之町に一台の屋台が現れた。界隈の家族連れもが続々とやってくる、伝説の銘屋台「御池ラーメン」である。昭和63年、四代目を継いだのが三代目の実弟・佐俣昌和さん。「それまでは利用し […]

一（KAZU） かず　 　「背脂が多い京都のラーメンに新味を」と、’04年４月29日に開店した。「年配の方々の方がウケが良いとある程度は予想してましたが、若い方には予想以上に物足りないのかも（笑）」。アッサリ […]

龍馬 本店 りょうま　ほんてん 「500円以上のラーメンはよぉつくらん。本当なら400円で出したいぐらい」と思いながら銀閣寺前に店を構えた大将だったが、体力的にも問題を抱えていた。縁あって相談を持ちかけられたのが現店長の […]