京都千丸しゃかりき
つけ麺まみれの日々で
目指すは「当地の味」
新しいものを受け入れにくい気質で、京都人はなかなか安心しない。だからこそ、信頼を得るのが難しい。店主は「すでに『京都ラーメン』という絶対的な味があったから、(逃げるわけではないが)ラーメン以外の看板が必要だった」と考え、舞鶴から街なかへ移転する際に、当時東京で一大ブームを巻き起こしていたつけ麺と共に歩んでいく覚悟を決めた。最も力を注いだのがWスープ用の麺づくりだ。「つけ麺まみれ(笑)」の試行錯誤の日々を重ねること7年、麺通の間で「しゃかりき=つけ麺」という信頼を得た今も、やっぱりつけ麺求道は続いている。いつの日か「つけ麺と言えば京都、しゃかりき」と言われるようになるために。
京つけ麺界、開拓者の味
京都市中京区聚楽廻東町3-9
075・813・5198
11:00〜14:30
18:00〜24:30
第1・3火休
http://syakariki.jp
【平均予算】800円