食材は割烹級の罪つくりな炉端
酩酊するのは時間の問題?
「よこわかぶと焼」650円は、漁港の食堂メニューかと見まごう豪快さ。頬肉を突付きつつ嗜む一献は、滋賀県で造られている「浪乃音」1合950円をカウンター席は、ズラリと並べられた天然もののグジ、太刀魚、ハモ、活伊勢エビなどをかぶりつきで見られるシチュエーション。しかも、それらが目の前でいい匂いを漂わせながら、焼き上げられるのである。その演出を「食欲をそそる」というか「罪つくり」ととるかは意見が分かれるところだろうが、いずれにせよ、あれこれ頼みたくなることに変わりはない。料理ができると、

櫂に乗せてホイッ、とサーブ。そんな炉端の気軽さは、グジや釣りものだけしか仕入れないというキンキといった高級魚を食すときの、ある種の気負いを払拭してくれる。そんなこんなで、今日はちょっといいお酒を一献、と気分が乗ってきたら、珍しい銘柄を嗜んで酩酊するのもよろしいかと。
「焼き牡蠣」500円〜はこの時季のおすすめの一つ。炭火で焼き上げる一部始終を楽しむなら、迷わずカウンター席へ
「穴子白焼」600円は、伝助アナゴ並の特大サイズ。カウンター席前に並ぶ食材を選んで焼いてもらうこともできる
京都市中京区木屋町通三条上ル上大阪町528
遊里香ビル3F
075・212・7099
17:00〜翌1:00(L.O.23:30)/水休
【平均予算】6000円

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