キツネとタヌキはどちらが悪い(その8)
~やっぱり狸はアホでキツネは賢い~ どう考えてもタヌキのやる事はアホで間抜けでスケールが小さいという話。 鎌倉時代、三条右大臣の館で奇妙なことが起きた。夜になるとどこからとも無く小石が飛んでくる。人にあたることはな […]
~やっぱり狸はアホでキツネは賢い~ どう考えてもタヌキのやる事はアホで間抜けでスケールが小さいという話。 鎌倉時代、三条右大臣の館で奇妙なことが起きた。夜になるとどこからとも無く小石が飛んでくる。人にあたることはな […]
~タヌキは捕まりキツネは逃げる~ キツネとタヌキを比べると、キツネは上手く逃げますがタヌキは捕まってしまうようである。 後鳥羽上皇の頃、鳥羽天皇の第三皇女が八条院に移り住むと、そこには化け物が出るという噂が広まっ […]
~やはりタヌキはマヌケでキツネは賢いのか?~ 今回もキツネとタヌキの話。 まずはタヌキと人間ではどちらが怖いか? 斉藤助康という北面の武士が狩の帰りに日が暮れてしまった。仕方なく近くのお堂で従者と共に泊ろうとすると […]
~理由なく化かす狸、理由あって化かす狐~ さて今回はキツネに比べるとタヌキというのはワンパターンで独創性に欠けるというお話から。 後鳥羽上皇が水無瀬に離宮を有していた頃のこと。北面の武士に源の三兄弟というのがいた […]
~人間の方がしたたかかも~ 今回はまたキツネの話に戻る。 キツネには知恵があるが、ひょっとしたらそれは人間の知恵ではなかったかという話。 しかしまあ、キツネの知恵というのはいわゆる悪知恵なのだが、それでも知恵が […]
~やはりタヌキはマヌケなのか?~ さて前回はキツネの失敗談だったが、今度はタヌキが人を化かしたお話である。「幽霊が年を取る」なんて有り得るか? 『耳袋』より。 江戸時代、ある武家屋敷に夜な夜な妖しい影が浮かぶ。 […]
~油断大敵、キツネの化かし~ キツネとタヌキといえば忘れてはならないのが「うどん」である。 「きつねうどん」はどこでも同じ。しかし「たぬき」は違う。 京都で「たぬき」と言えば「きつねのあんかけ」だが、京都の「き […]
彼岸も迫まり、コスモスや萩の花を探していると、曼珠沙華・・・・・彼岸花も発見できる。 アレッと 目をとめたときがこれである。こんなふうに開いて行くのか・・・ 一輪開いたのが・・・真如堂三重塔の下である。 参道を歩いていて […]
~狐は狡猾で狸は剽軽というイメージがあるが~ さて前回、街中に作られた広大な空間は日本なら宴の松原(正確には御所の中ですが)で欧米ならハイドパークやセントラルパーク。昼間でも薄暗いと何やらよからぬことに巻き込まれるのは共 […]
~平安貴族の庭も広域避難場所だった~ 平安時代、内裏の西に宴の松原と呼ばれた大きな空き地があった。饗宴のための広場とも,内裏を建て替えるときのための余地とも考えられているのだが、ともにその事実がなく明らかではない。要す […]