煤払い
善人男女の埃を叩きだし、我が身に被る いよいよ年の瀬も押し詰まってきた。 繁華街ではXmasソングが流れているが、大掃除も気になるところである。 大掃除のことを、古くは煤払いと呼んでいた。 薪が主たる燃料源であった頃は、 […]
~蝦蟇の相棒は亀だった?~ 本当に恐ろしいのかどうか、よく分らないカエルの化け物の話。 江戸時代のこと、伏見稲荷の北のほうに喜衛門さんというお百姓さんがいた。この喜衛門さんが藤森の知人を訪ねた帰り道、怪しげな2 […]
13日は事始め! 今年1年の感謝と来年の精進を誓う日。 はじめから挫けていては・・・来年はポシャルかも知れない。 なにかと、お事多さん(おことうさん)だが、まずは、舞妓さんを撮りに行きませんか!? 恒例のTVカメラも […]
~カエルのお化けはガマガエル~ 少し前にキツネとタヌキの話をしたので、その流れで動物シリーズ。 まずはガマガエル。ゲロゲロ。 ある夏の夕暮れ、龍安寺の庭の片隅にうごめく影があった。寺が留守なのを確かめた盗賊たち […]
~三島由紀夫事件は森田必勝事件だったかも~ 三島由紀夫氏が自刃して50年ということは、これで著作権が切れた! もう誰でも自由に使えるわけだが、こうなると積極的に戯曲を舞台に掛けてほしい。南座でやってくれないかな。 私とし […]
~磯田道史氏の「殿様警護マニュアル」を読んで~ 読売新聞に毎月一回掲載される磯田道史氏の「古今おちこち」が好きで毎回必ず読むのだが、今回(11月18日付)の「殿様警護にマニュアル」に関してはちょっと首をひねった。 […]
~締め括りはカチカチ山のタヌキ~ 前回はキツネの話だけだったでタヌキに戻るが、マヌケだけれどもどこか憎めないというタヌキにも例外がある。非道の限りを尽くしたタヌキとは、 カチカチ山のタヌキ。 これは日本の昔話の中でも […]
~キツネと対決する武士と商人の違い~ さて、タヌキではなくキツネが意味も無い悪戯をすることもある。 平安時代、キツネが若い美女に化けて出てきて、「馬の尻に乗せて京まで連れて行ってほしい」と言い、乗せてやったらキツネ […]
本年は、新型コロナウイルスの影響により中止されます。 このイベントに関する、コラムや昨年までの記録をご覧ください。 コラム:京に癒やされ 広隆寺 聖徳太子御火焚祭 by 五所光一郎 –白い煙、赤い炎、青い空、 […]