中世トリビア(その1)
~『沙石集』は話題の宝庫~ [警告]本稿にはお食事中やお食事前の方にとって必ずしも適切ではない内容が含まれています。 ご注意ください。 「トリビア」という言葉もひところ流行ったようだが、今はもう落ち着いているようなの […]
~『沙石集』は話題の宝庫~ [警告]本稿にはお食事中やお食事前の方にとって必ずしも適切ではない内容が含まれています。 ご注意ください。 「トリビア」という言葉もひところ流行ったようだが、今はもう落ち着いているようなの […]
~土御門一族は歴史に勝った~ 安倍晴明の子孫である土御門一族は織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の3人が織り成した時代を潜り抜けついに京都への復帰を果たした。 しかし、江戸時代になると幕府の天文台が出来て、日食と月食を予測 […]
~あっぱれ、土御門久脩(ひさなが)~ さて、前回ご紹介したように、安倍晴明の子孫は土御門家となり、応仁の乱に際してはスタコラサッサと京都を逃げ出して、若狭の国で誰が勝つかと模様眺めを続けていた。 ようやく京都に復帰す […]
~安倍晴明の子孫は京都から逃げていた~ 前回の安倍有世までは誰が見てもそれと分かる安倍晴明の子孫だったが、時代がずっと下がって江戸期になると名字が安倍から土御門に変わっている。その理由は前々回に述べたとおりであるが、実 […]
~安倍有世が重用された背景~ 前回お話したとおり、足利義満は安倍晴明の子孫である陰陽師の安倍有世を利用してまず「乱の予言」をさせて、それから相手を挑発して乱に持ち込んだ。つまり「安倍有世の予言」は義満による自作自演のヤ […]
~安倍有世の予言の真相~ 何が大したものだといって、安倍晴明の子孫たちは数百年に亘って陰陽師としてしっかりと生き残っている。 ただ、時代が下がってくると名字が変わる。何故か 要するに、あっちこっちに住み分かれて […]
~晴明の子孫たちの活躍~ さて、陰陽師と仏教界は対立しつつも何時の間にか何となく棲み分けが出来てしまった。 それはそうだろう。全面抗争なんてことになったら双方とも元も子もなくなる。 その棲み分けの出来たのが何時頃か […]
~再び陰陽師 vs 仏教界~ 弘法大師空海が皇室に食い込み、その死後もオカルト利権を手にしていた仏教界に対し、安倍晴明の「活躍」で「顧客」を惹きつけた陰陽師。両者の暗闘を説話の中から引き出す試みの続きである。 『 […]