京の旅 / 十三詣りに桜茶・桜餅
おいしい桜餅おひとつどうぞ 桜の季節には思い出が沢山ある。そのひとつが十三詣りだ。 思春期に両親と闊歩するなどという気恥ずかしい想いの中、法輪寺に連れていかれた。 帰り道に立ち寄った渡月橋の袂の茶店、あのとき口にした桜餅 […]
~私は「シーザー」も「コブ」も勘違いしていた~ 今回はサラダである。今では居酒屋でもシーザーサラダぐらいいくらでも出すが、サラダが一般の食卓に出るようになったのは昭和45年(1970)以降だとか。 トンカツの付け […]
~そのグラタンは実在するか~ 「京都の洋食」というタイトルをつけながら、その中身はいつのまにやら「日本の洋食」になってしまった。しかし、委細かまわず続ける。 今回はグラタン。子供の頃は高級なイメージがあったが今の […]
~スパゲティはいつからパスタになったのか~ 今回はスパゲティである。 近年はパスタと言うのが普通で、「スパゲティ」なんて言うと「時代遅れ」と思われるかもしれない。 しかしパスタというのは「麺」だからマカロニも […]
~カキフライの冷凍食品は見たことがない~ 今日はカキフライだが、「ひょっとしたら」と思ったとおり、日本で生まれた料理のようである。 日本で出来た料理ならば「和食」であるはずなのだが、洋食なのだな。 この理由は前 […]
~ロールキャベツの日本的進化~ 「京都の洋食」と言いながら一向に京都と絡んでこないお話を続ける。 ロールキャベツというのは明治28年(1895)刊行の『女鑑』に「ロールキャベーヂ」として紹介されているものが初見らし […]
~ビーフシチューと肉じゃが伝説~ ビーフシチューも洋食屋さんの定番である。 日本では、明治初期には既に洋食レストランのメニューに取り入れられていた。明治になって急に広まったのは牛鍋だけではない。 しかし、前に […]