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    街場の演算

    いい店は絶妙な場所にある

    新しい店が、トレンディなのではなく、
    新しい店が産み出す絶妙な場所感が、
    新しい店を寄せ付けて街をつくり、
    人を呼び寄せ盛り上がるのが、
    トレンディなのである。

    第15回 2009年2月

     新しい店に、時代の気分を求める時代ではなくなってきているんじゃないだろうか?
     なんて駄洒落とも頓智ともつかぬことを最近よく考える。いわゆるチェーン店的な店と、街とどっぷりとつきあっていこうとする店のスタンスははっきりと分かれてきた。というか後者の立ち位置やこなれ方は、店そのものの斬新さや、インテリアなどのファッション性、はたまたお洒落なスタッフによるオペレーション云々といったことから全く無縁と思えるような気がするのだ。
     内装や、客層、メニューにアイテム…どれをとっても最近の京都の新しい店のおもしろさというか、感心させられる感覚は絶妙な場所感である。
     また、そんな場所にできた店が店を呼び、独特な街の感覚を産み出していると言っても過言ではないだろう。

     イタリアンの新顔は何時にも現れるが、この京の新イタリアンはなぜかどうしてか?

     京都中に分散するようにご機嫌なハコがオープンし、それを核に新しい街が形成されているからおもしろい。その現象は’08年ごろに突発的におこったことではなく、ここ数年のことではあるのだが、俯瞰すればするほど「京都は、出かけるべきイタリアンでいっぱい」だ。
     もはや古株という感じだが、「オステリア・コチネッラ」(三条新町)、「ジョカトーリ」(間之町二条)、「オステリア・オマッジオ」(麩屋町夷川)などが先鞭をつけ、「オッティモ」(両替町二条)や、「トラットリア・レオーネ」(高辻室町)、「リストランテ・オルト」(衣棚三条)などが追いかけ、「イル ギオットーネ クチネリーア」(木屋町松原)にトドメをさす、という感じだろうか?

     それらの店の持つ微妙なオン・ザ・コーナー感は、ローマやロンドンやパリのような放射線状にできた街ではなく、京都がN.Y.的なスクエアさを持っている街であることを再認識させてくれるとともに、ちょいと店をハシゴしたくなる気持ちにさせてくれる。
     昔は(というか、オヤジ狩りな’90年代中盤までは)、ハシゴするなんて木屋町や祇園の中で事足りていたのだが、なんだか世知辛いオールインワンなカフェやダイニングばかりが目につくようになって(ピンクな店もそうではあるが…)、街とつきあうということが億劫になってしまった21世紀に活を入れるように、ここ最近のイタリアン、そしてバル・バールは足し算ではなく、引き算的にワン&オンリーな場所に出来ている(ような気がする)。だからこそ、店から出た瞬間にもう一軒行こうという気がするというか、「近所にどんな店あったかな?」とか、「○×に出かけるんやったら、ここものぞいておこう」と柄にもなく行く店をチェックしておく自分がいるのである。

     そう、いい店は絶対に絶妙な場所にある。というのが最近の京都のトレンドであるような気がする。そしてその店はポツネンと1軒だけあるような振りをしているが、必ずご近所にいい店を引き寄せていることも気にしておくべきだ。それは、バーであったり、カフェであったり、はたまた雑貨店やレコード店であったりするかもしれない。そしてそのどんな店も奇抜な内装やメニューでは決してなく、あたかも何年もそこにあったかのような面をしているから困ったものだ。というかおもしろいものである。

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