仏の迷い道(その14)
~御仏の中には女陰(ほと)がある~ まだまだ続く江戸時代の笑話集『きのふはけふの物語』をネタにしたシリーズだが、今回はまたまた下半身の話題で、昔は女性の局部のことを「ほと」とか「へへ」と言ったということを押さえておかね […]
~御仏の中には女陰(ほと)がある~ まだまだ続く江戸時代の笑話集『きのふはけふの物語』をネタにしたシリーズだが、今回はまたまた下半身の話題で、昔は女性の局部のことを「ほと」とか「へへ」と言ったということを押さえておかね […]
~なりふり構わず生きる~ 江戸時代の笑話集『きのふはけふの物語』を読みながらその当時の社会の様子を垣間見ると言いながら、見ているのは坊さんの不品行ばかりのようになってしまった。 そこで今回は建前の「社会の様子」も見て […]
~聖は俗より出でて俗より俗~ さて、江戸時代の笑話集『きのふはけふの物語』をネタ本にした話を続けているわけだが、何もこの本は「アンチ坊さん」という訳ではない。色々な「笑い話」を収録しているけれど、まあ坊さんネタが多いと […]
~上半身だけの僧侶たち~ 江戸時代の笑話集『きのふはけふの物語』には坊さんたちの不品行が次から次へと出てくるが、何と言っても「下半身ネタ」が多い。このあたりに当時の人たちが坊さんのどのような部分で最も潔癖なものを求めて […]
~表の顔と裏の顔~ 江戸時代の笑話集『きのふはけふの物語』には坊さんを揶揄する話が満載である。つまりそれだけ僧侶と民衆との接点が多かったわけで、仏教というものが広く浸透していた証明にもなっている。仏教が身近だったからこ […]
~ちょっと○○な話~ 江戸時代の笑話集『きのふはけふの物語』を読みながらその当時の社会の様子を垣間見ると言いながら、実際は坊さんを笑い飛ばす話ばかりが多くなってしまっているこのシリーズであるが、今回は少しだけ現代の話題 […]
~煩悩は下半身に宿る~ 江戸時代の笑話集『きのふはけふの物語』を読むと煩悩というものに貴賎の区別は無いのが良く分かる。まあ、これだから中々悟りが開けないのだろうけど。 今回は「上(拾遺)の58」から。 田舎の尼寺で […]
~肉体の欲は断ち切りがたし~ みなさま、新年おめでとうございます。 と言っても本稿がアップされるのは5日の火曜日の予定なので、ちょっとタイミングがずれているかもしれません。 何はともあれ、本年もよろしくお願いいたし […]
~人間には上半身の人格と下半身の人格がある~ 江戸時代に出版された『きのふはけふの物語』に描かれたお坊さんの行状を笑いながら、その当時の世相も眺めてみようと進めて来たシリーズだが、今回は今までよりさらに一歩踏み込んで、 […]
~煩悩をぶら下げて歩む人々~ 前回はちょっといい話をしてしまったので、今回は元に戻そう。 江戸時代の笑話集『きのふはけふの物語』に収録されたお坊さんたちの困った行状の数々。 まずは「上の51」から。 吉野の山中で […]
~たまには息抜きを~ 江戸時代の笑話集『きのふはけふの物語』をネタ本にしてお坊さんたちの行状を笑いながら当時の社会を垣間見る企画でも、不祥事ばかり取り上げていたのでは不公平なので、今回は少しだけ「ほのぼの」とした話題も […]
~仏道は行い難く、色道は止まらず~ 今回のネタ本『きのふはけふの物語』をその意味から訳せば『昔は今の物語』となるだろう。 つまり、昔のことは今も変わっていないよ、ということが言いたいわけだ。そしてこの本が言っている「 […]