徒然草の知恵(その5)
~悪い酒と良い酒~ 前回は『徒然草』を典拠としてデマの話しをしていたが、今回はお酒の話に変る。兼好法師は第1段でも「男は多少は酒が飲めるほうが良い」と言っているのはすでに紹介したが、今回は第175段である。 この […]
~悪い酒と良い酒~ 前回は『徒然草』を典拠としてデマの話しをしていたが、今回はお酒の話に変る。兼好法師は第1段でも「男は多少は酒が飲めるほうが良い」と言っているのはすでに紹介したが、今回は第175段である。 この […]
~デマは嘘とはちと違う~ まだ続く兼好法師のデマ講座。 さて、「デマ」と「嘘」とはちょっと違う。「嘘」というのは事実に反したことを言うものだが、「デマ」というのは必ずしも事実に反することを言うわけではない。 「本当 […]
~今も昔もデマの本質は変わらない~ 旧約聖書には「日の下に新しきものなし」という言葉があるけれど、兼好法師の『徒然草』を読んでいると本当にそのとおりで、デマというものも時代が変わったとしても同じプロセスで顔を出すことが […]
~世の中は昔から悪いまま~ 鎌倉時代のエッセイスト・吉田兼好の名著『徒然草』を読んでみると、世の中は今も昔も大して変わっていないというのがよく分かる。というのが今回の話なのだが、さて、いつの時代でも「今が最高」とは中々 […]
~男は色好みのほうが良い~ さて、私はこの連載の213回目で『万葉集』に基づいて「女はグラマー、男はイケ面」というのが奈良時代から続く真理だと考察したが、今度は『徒然草』を典拠としてどんな男が「良い男か」を見てみよう。 […]
~通説・俗説いろいろあるのが地名というもの~ さて、いよいよ嵐電珍名シリーズも最終コーナーに入りました。 本日の停車駅は ⑦鹿王院 ⑧御室 ⑨常盤 ⑦鹿王院(ろくおういん)……近くにこの名のお寺がある。紅葉の時 […]
~地名にも歴史が宿る~ 先週からコラムのネタに詰まって以前にフェイスブックに書いたネタを加筆して使いまわしにしているのだが、今読み返すと自分で書いていながら忘れていることが多々ある。復習の意味でも良かったかもしれない […]
~嵐電の駅には珍名が多い~ 京都通の方には言うまでもないことでしょうが、嵐電(京福電鉄嵐山本線・北野線)には珍なる駅名が勢揃いである。。 ①西院 ②蚕ノ社 ③太秦 ④帷子の辻 ⑤有栖川 ⑥車折 ⑦鹿王院 ⑧御室 ⑨ […]
~「盛運」の終焉~ さあ、暦の運勢は当たるのかについて長々とその検証結果をご報告してきたわけだが、いよいよフィナーレである。 京都のあるお寺の暦によると昨年1年間の私の運勢は「盛運」であった。そこで1年間にどのよ […]
~「盛運」の終焉~ さてさて、暦の運勢は本当に当たるのかを検証し続けた昨年、「1年中盛運」のはずが秋からだんだんと盛運ではなくなってきていた。要は運勢が下り坂に入ったわけだが、11月の運勢は「盛運」であった。年・月と盛 […]
~かくして私の運は尽きた~ 去年1年間かけて検証した「暦の運勢は当たるのか」という命題だが、いよいよフィナーレが見えてきた。 今までご紹介してきたように、暦というのは基本的には「当たる」のである。これはもう掛け値 […]
~運気変転の果てに待ち受けていたものは~ さて、暦の運勢は当るのかを昨年1年間ずっと続けたわけだが、必ず「当る」ように書かれている暦の文章も完全ではなく、やはり外れることもあるのを前回で「立証」した。否、してしまった。 […]