松尾芭蕉とお酒(その2)
~お酒にも「わび・さび」がある~ 前回の続き。その前にひとつ補足です。前々回の「お酒の話」で江戸時代に「甘口・辛口という言い方はなかったようである」と書いたのだが、それに関して。 芭蕉の資料を読んでいたら、酒を所 […]
~お酒にも「わび・さび」がある~ 前回の続き。その前にひとつ補足です。前々回の「お酒の話」で江戸時代に「甘口・辛口という言い方はなかったようである」と書いたのだが、それに関して。 芭蕉の資料を読んでいたら、酒を所 […]
~芸術家は酒を好む~ 松尾芭蕉といえば教科書に必ず出てくる有名人で、この人を知らなければ日本人ではないかもしれない。ただ、教科書などには妙に「芸術的な句」ばかり載せてるようで、それだけでは芭蕉も発句も理解できない。何故 […]
~孔子流サラリーマン処世術~ 論語の知恵に学ぶシリーズは早くも完結編。えらく早いこと終るなと思われるかもしれないが、まあ、論語に関しては色々な入門書があるので、図書館ででも探して読んでください。 そう、本稿を読ん […]
~孔子様でも匙を投げる人たち~ 前回に引き続き『論語』の教えから面白いものを取り上げる。 孔子が「こんな奴は面倒みきれん」と匙を投げたのはどのような人たちだったか? 「自信過剰の上に正直さを欠き、田舎者でありながら […]
~日本に『徒然草』あれば中国に『論語』あり~ 今回からまた古典の話に戻って、わが国ではなく中国の古典をネタにする。 日本と日本文化は大陸から大きな影響と恩恵を受けたわけだが、その伝統的な「中国」を現代に受け継いで […]
~士農工商は差別ではない~ さてこの連載の250回目は古くて新しい話題、「歴史は勝ち組が作る」ということである。 私が義務教育を受けていた頃は歴史で「士農工商」というのを習った。ところがこの言葉、いつの頃からか「差別 […]
~M78星雲に帰るわけにはいかなかった~ 前回掲載した「ウルトラマンはなぜ日本を守ったのか」の記事に関して、ウルトラマンがそのままM78星雲に帰ったとしたらどうなったか、というのを補足しておく。前の記事を先に読んで置い […]
~実は日米安保の宣伝工作だった!?~ 今年は大政奉還150年。そして本稿がアップされるのは大東亜戦争終結の日である。そこで今回は「ウルトラマンはなぜ日本を守ったのか」というミステリーの謎解きをする。これは以前にもフェイ […]
~極楽往生は往生しまっせ~ 唐突に最後を迎える『徒然草』に学ぶ話シリーズ。最終話は法然上人と極楽往生について。 『徒然草』(つれづれぐさ)は、吉田兼好(兼好法師、兼好、卜部兼好)が書いたとされる随筆。清少納言の『枕草子 […]
~良い友達の条件とは~ 今回も『徒然草』から、友達の条件。 『徒然草』(つれづれぐさ)は、吉田兼好(兼好法師、兼好、卜部兼好)が書いたとされる随筆。清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』と合わせて日本三大随筆の一つと評 […]