京都の洋食(その6)
~カレーライスからハヤシライスへ~ さて、前回は閉店した名店の話だったが、やはり現役のことも記さねばならない。 昨今、京都で増えているというイメージの強いのがカレー屋さん。そして「おや、増えているのでは?」という […]
~カレーライスからハヤシライスへ~ さて、前回は閉店した名店の話だったが、やはり現役のことも記さねばならない。 昨今、京都で増えているというイメージの強いのがカレー屋さん。そして「おや、増えているのでは?」という […]
~今は無き名店2つ~ 日本の3大洋食の話が終ったところで京都の話に持っていかねばならないのだが、京都というのは意外と洋食の名店が多い。それだけではなく新興勢力もあるというのはこのシリーズの初めにも書いたとおり。 […]
~3大洋食の最後、オムライス~ オムライスは発祥の店を自称する店がいくつもあり、中でも有名であり有力とされるのは東京銀座の「煉瓦亭」と大阪心斎橋の「北極星」。 ま、どっちが正解でも京都ではないのだな。 「北極 […]
~洋食の3大傑作、カツカレー~ まず、前回「大人様ランチ」を紹介したら、「それは東京にもある」というご指摘をいただいた。 そこで(手を抜いて)ネットでちょこっと調べてみたのだが、「有名な」とされる東京の大人様ラン […]
~洋食の3大傑作の話、お子様ランチ~ 前回お話した日本の洋食の3大傑作「お子様ランチ、カツカレー、オムライス」について。 お子様ランチというのは昭和5年(1930)12月1日、日本橋三越の食堂部主任であった安藤太 […]
~洋食は日本料理の一種である~ さて、前回までとは打って変わってゆるいネタで行きます。 京料理は薄味だけど京都のラーメンは濃い味だ、とはよく言われる。だから東京あたりで「京風ラーメン」と称して薄味のラーメンを出し […]
~「家」は日本が続く限り続く~ 江戸時代は男尊女卑どころか商家などは娘に婿養子をもらって「家」を継続させるのか珍しくなかった。長男でも経営の才能がないと分れば若隠居させられたわけである。もっとも、そのおかげで経営の才能は […]
~伝統的な「家」の継続は男系男子によるとは誰も思っていなかった~ 「江戸時代までの日本は男尊女卑ではなかった」という話から始まって、それでは何だったのかというと「家尊人卑」だったという話につながりここまで来た。 […]
~お父さんが偉くなったのは明治になってから~ 前回の続きだが、「勘当」についてである。 よく、昔はお父さんが「勘当だ、出て行け!」と宣言すればそれで勘当になったように言われるが、それは間違い。 江戸時代、単に […]
~「家」は子供が継ぐのが当たり前なのだが~ さて、前回は皇室という「家」には力を失ったにもかかわらず、何か「得体の知れないモノ」があったのではないか、というところで終ったのだが、ここでまたちょっと商家のほうの話に戻る。 […]
~徳川家と天皇家のかかわり~ 前回からの続きだが、権力でも財力でも軍事力でも遙かに皇室を凌駕している徳川家がなぜ天皇陛下から将軍に任命してもらわなければならないのか。 江戸時代の学問の主流であった儒教の考え方からすれば […]
~「天皇制」という制度はないのではないか~ 日本の社会は「男尊女卑」ではなく「家尊人卑」だったという話を続けてここまで来た。 「家の制度」なんていうものをちゃんと制度設計して作った人などいないのに、「それ」は確かに […]