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    京都ミステリー紀行

    昔の映画は面白い(その1)

    ~映画も細かいところを見ると面白い~

     コロちゃんのため自宅でDVDでの映画鑑賞をする方も多いと思うので、今回から少し映画の話を。

     


     アメリカの映画の都ハリウッドは漢字で「聖林」と書く。この当て字、何となく分りますね。ハリウッドは英語の Holly と Wood で出来ていると解したわけだ。もっとも、「聖」は Holly ではなく Holy だけど。
     でも Wood なら「林」ではなく「森」ではないかと思うのだが、「森」は Woods だとしたら、最後の s がないので感じのほうも一つ減らして「林」にしたのかも。
     そこで今は昔、日本のハリウッドは京都でであった。何といいましても京都は明治30年に日本で初めて映画が上映された場所だから。木屋町通りにある立誠小学校のある場所でだった。残念ながら学校としては閉校になったが、校舎の一部は残っていて、8階建てのホテルに生まれ変わっている。

     そこで、一体どんな映画が上映されたのかが気になるところなのが、どうもストーリー性のあるものではなく、単に人や物が動いているだけの映像ではなかったかと。文字通りの「活動写真」だったのではないだろうか。このあたりはまだ裏づけが取れていない。
     日本で初期の映画の事を「活動写真」と言っていたのは、原点が「写真が動いている」だけの物だったからかなと思っていたのだが、英語でも昔は movie ではなく motion picture と言っていたので、これをそのまま訳して「活動写真」になったというのが正解だろう。
     ちなみに motion picture というのはアメリカでは今でも使っている。エンドロールのところで「This motion picture 云々」というのが書いてあるのを結構よく見る。

     アメリカ映画は最後で The End 。日本映画では「終」とか「完」と出る。子供の頃、この「終」と「完」とはどう違うのかが気になっていたのだが、単発の作品の場合は「終」でシリーズ物の時は「完」と出るのだそうである。なるほど、「座頭市」は最後に「完」と出ていた。
     ただ、怪獣映画の場合は全て「終」だった。「ゴジラ・シリーズ」という考え方ではないのだろう。つまり怪獣は俳優と同じであると。「勝新太郎シリーズ」とか「鶴田浩二シリーズ」とは言わない。同じように、ゴジラは「主演」であってシリーズではないということ。

     その点、外国映画にはそんな区別はないようだが、文字の出し方に工夫する時がある。
     「お熱いのがお好き」はオチと音楽に合わせて THE と END がポン、ポンと出ました。オチの訳し方も上手いし。
     フランス映画になるが、「ファントマ」の二作目のラストは、飛行機で逃げおおせた怪盗ファントマが飛行機雲で空に FIN と書いた。
     みんな結構考えている。

     変わったところでは TO BE CONTINUE と出たのがある。べつに続編が作られるのではなく、その映画で描かれた状況(おおむね悲観的)がこれからも続くのだと表現しているわけです。
     これと逆なのが THE BEGINNING と出たやつ。SF物の最後で、ここから人類の歴史の新たな1ページが始まるのだと示している。

     上記2作とも私が中学生か高校生の頃にテレビで見たものだが、作品名は忘れた。実はあまり面白くなかった。ラストの文字の出し方にこだわったわりには中身は大した事なかったと。
     まま、あることです。


     それと、昔の映画は「終」と出たらそれでスッキリと終わったのに、いつの頃からか「エンドロール」とかいうやつが延々と流れるようになった。まあその映画作りに携わった人たちの名前をきちんと出すのは良いことなのだけれど、私はやっぱり映画が始まるとテーマ音楽が流れて画面に俳優の名前が次々と出て、という定番のオープニングが今でも好きなのであります。良いと思いませんか、「ドクター・ノオ」とか「シャレード」のオープニング。
     しかしまあ、近年は映画館に行くこともなく、自宅でDVDのアルフレッド・ヒッチコックと黒澤明と、あといくつかのお気に入り映画を繰り返して観るばかり。
     で、今回からは「昔は良かった」というボヤキ漫才風の話題にします。
    (来週に続く)

    【言っておきたい古都がある・387】

    谷口年史

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    谷口 年史(たにぐち・としふみ)

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