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    京都ミステリー紀行

    暦は当たる。その秘密(その8)

    ~ついに自転車騒動勃発。暦の運勢は外れるのか~

    「暦の運勢は本当に当たるのか」という疑問から、私は昨年1年間あるお寺の暦を使って自分の運勢を検証したわけだが、1年を通して盛運であっても、365日もあるとそう良いことばかりではないことも証明された。
     

     6月、私の運勢は「吉運」であった。そのご託宣は、

    「順調で良好な月運、実力の発揮され易い時。向こう見ずな猛進より、じっくり取り組む慎重な進み方が吉。根を張り基盤を固めて行く方針で」

    とあり、これまた必ず当たる書き方になっている。
     「実力が発揮され易い」というのは「発揮されない場合もある」ということだし、「向こう見ずよりも、じっくり取り組む」というのも特に何がどうということのない一般論である。
     さて、そこで6月の私はどうなったのか?

    6月1日。この日の夕方、自転車の後輪がパンクした。まあ、これくらいは珍しいことではないだろう。翌日、懇意のバイク屋さんに行って直してもらった。思ったよりも安かったので感激。

    6月3日。祇園白川で翼の折れた鷺を見つける。痛ましかった。
    仕事の帰り道、うっかり電車を乗り過ごし。情けなかった。

    6月8日。仕事の帰り道。京阪の祇園四条駅の改札を通ったら、いきなり

    火事です! 火事です!

    というアラームが響いた。しかも

    「地下一階のコンコースで火事です。落ち着いて避難してください」

    と絶叫するではないか。
     しかし乗客は落ち着いたもので、煙も何もなく、どうも火事らしくない。さらに駅員も意外と冷静で、何となく誤作動の可能性が高いと思う。しかし、いつ解決するかわからないので一旦駅を出てブックオフに寄り、三条駅から京阪に乗る。普通に動いていた。やはり四条駅のは誤作動だったようである。

    6月9日。夕方、またもや自転車の後輪がパンクしていた。これはもうチューブが駄目なのかなと思う。翌日、懇意のバイク屋さんに行って直してもらった。チューブは替えなくてよかった。

    6月18日。午前のツアーでお客様の乗りが抜群によかった。私もちょっとテンションが上りすぎてしまったのだろうか、あるお寺の境内でヒートアップして説明をしていたら、お坊さんが出てきて、

    「お勤め中ですのでお静かに願います!!!」

    と、大変なお叱りを受けてしまった。
    大不覚。

    午後のツアーでお客様が1組遅刻。どうなるかと思ったのだが、まあ何とかなった。しかし、他のお客様たちに申し訳なかった。

    6月22日。ツアー中に懇意の旅行会社の人から携帯にメールあり。何かと思ったら

    「10月の40人ほどの予定はキャンセルになった」!!!!

    何やら暗雲が立ち込めてきたような予感がする。

    6月25日。午前のツアーを終えたら何と2時15分。

    有り得へん!!!

     私の感覚では1時15分ぐらいであった。
     2時半から午後のツアーをやらねばならない。15分で東山七条から京都駅まで戻れるか?
     「これはもうタクシーだ」と思ったが、こんなときに限ってタクシーが来ない。三十三間堂の横で客待ちをしているタクシーもこのときに限って1台もいない。
     京都駅まで走る。
     途中、予約のお客様から電話が2件。「すぐに行きます」と答えてひたすら走る。
     結局、10分遅れで到着。どうにかツアーを始めたが、私は昼食を採る時間がなかったので、すきっ腹をかかえての案内となった。ただ、一条戻り橋に向かうバスの中で、私の事情を知ったお客様から「鶏卵カステラ」というのを貰い、それをバスの中で食べたので、少しはマシになった。
     これが盛運の年の吉運の月なのか?
     やはり暗雲が立ち込めてきている。

    6月30日。またもや自転車の後輪がパンク。
     さすがにここまで来ると私のみならず日本一のお人良しの人間であったとしても「?」という疑惑を抱くであろう。

    誰かがやっているのではないのか?
     3回目となると、何者かによる敵対行為を受けているのではないか。

     私の疑念はジワリジワリと広がって行ったのである。
    (来週に続く)

    【言っておきたい古都がある・229】

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