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    京都ミステリー紀行

    地獄八景へようこそ(その3)

    大叫喚地獄, 書道揮毫所, 松原通東洞院東入, 焦熱地獄

    〜嘘つきと邪悪な考えの末路〜

     京都ミステリー紀行・冥界編のオプショナルツアーである地獄八景めぐりも後半に突入である。
     今回は嘘をついた人と邪悪な人が行く場所を見学しよう。
     例によって、リアル冥界編と同じように松原通の名所を巡りながらである。
     (注・松原通は冥界とも地獄とも関係ありません)

    ●地獄八景観光ガイド
     第5景は大叫喚地獄。

     ここへは虚言の罪を犯したもの、すなわち嘘をついた人が行く。恐ろしいですね、怖いですね。
     ここの責め苦は赤く焼いた針で唇と舌とを刺されるのである。もう二度と嘘がつけないようにするわけだな。
     それだけではない。ここに落ちた死者は地獄の鬼に舌を抜かれる。
     
     えっ!舌を抜くのは閻魔様じゃなかったの?  と、思われたかもしれない。実は違うのですね。
     冥界編ハイライトで十王を紹介したとき、閻魔王のところで舌を抜く話がなかったのを思い出してもらいたい。
     本来は大叫喚地獄での刑罰が、いつのまにやら閻魔様の刑罰にされてしまったのである。それが何時頃からかは分からないが、閻魔といえば舌、とすっかり定着してしまった。
     閻魔様が「わし、そんなことしてへんで」と言って出てくるかな。
     「誰や、そんな嘘ついたやつは!?」と言うかも。

     さて、ここまででも、かなり凄惨なシーンが続いているが、近年、この大叫喚地獄で椿事があったという。
     鬼が亡者の舌を抜いたのに、その亡者が喋った。
     おかしい、確かに抜いたはずなのに。と思った鬼が確認すると、間違いなく抜き取った舌がそこにあった。
     にもかかわらず、亡者には舌があったのである。
     こいつは何者だ? 鬼が書類を確認すると、その亡者は政治家であったと。
     二枚舌だったのだな。

    【こちらは現世】
     この通りには書道揮毫所なんてものある。屏風などの書もかかれるのだろうか。どのぐらい有名な先生かは存じ上げないが、普通に字を書いてもミミズがのた打ち回ったような、すぐには読めないものなのでしょうか。興味は尽きない。

    金箔瓦

     さらには金箔瓦。豊臣秀吉が作った聚楽第などもこれを使っていた。きっとキンキラキンだったのでしょうねえ。
     今、これの需要があるのかどうかは知らないが、作る技術だけは継承されているようで、一安心。
     ついでに金箔瓦を作っている会社の看板。何かこう、いかにも伝統ある仕事をしている、という感じの看板である。有難味を感じる。何と言っても文字が右から左に書いてあるのが味わい深い。

    ●地獄八景観光ガイド
     第6景は焦熱地獄。

     ご想像の通り、燃え盛る火炎に包まれた世界である。

     ここには邪見を持った者が行く。邪な考えを持つと「焦熱」の名前の通り、熱い熱い炎に包まれた世界に行かされてしまうのだ。
     ここに落ちると、地獄の鬼が皆さんを捕まえ、お尻の穴から串を刺されて頭のてっぺんとか口からその先が出て、地獄の炎であぶり焼きにされてしまう。ちょうど、鮎を串に刺して焼くようなものか。
     
     強火の遠火でジワジワジワジワと焼かれ、体の中までしっかり熱が通って、表面に程よい焦げ目が付いたところで焼き上がり。
     例によって、焼きあがって串が抜かれると、皆さんは元に戻る。
     するとまた鬼に捕まえられて、お尻の穴から串を刺されて。。。と、これが延々と続く。
     行きたくありませんねえ。

     他人を陥れたり踏みにじったりしても恬として恥じない人はここに行くのである。
     毎回毎回、地獄の光景に付き合わされて、皆さんはいい加減うんざりしているのではないだろうか。しかし地獄はまだ後二つ残っている。
     怖いですねえ。。。

    【言っておきたい古都がある・44】

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