平成29年十大ニュース
~今年も色々ありました~
今年も ♪ もういくつ寝るとお正月 ♪ になってきた。
まあ本年も色々ありましたが公私取り混ぜて十大事件を発表いたします。
【第1位】天皇陛下の「退位」に関する法律が成立。
【第2位】有名大企業の不正相次ぐ。
【第3位】岩波書店の「広辞苑」が中華民国を中共の行政区「台湾省」と記載していたのが発覚。
【第4位】総選挙で民進党分裂。
【第5位】私のツアーのお客様が参加日直前に3人も骨折。
【第6位】立憲民主党が野党第一党になる。
【第7位】横綱日馬富士が暴力事件で引退。
【第8位】日本の民進党空中分解で中華民国の民進党との混乱が解消。
【第9位】山田啓二京都府知事が勇退を表明。
【第10位】平成30年の私の運勢は「死運」と出た。
それではひとつずつ見ていこう。
【第1位】天皇陛下の「退位」に関する法律が成立。
ようやくゴールが見えてきたようだが、いつまでたっても譲位のことを「退位」と言う体質は変わらない。
「譲位」と言えば天皇陛下が憲法で認められていない政治的行為をすることになるという理屈のようだが、譲位は政治的行為ではなく文化と伝統の問題である。それとも、陛下の一挙手一投足すべてが政治的行為だとでも言うのか。
【第2位】有名大企業の不正相次ぐ。
日産、神戸製鋼など、あちこちで不正が発覚したが。。。
そもそも基準を下回った製品で何十年も事故が起きていないのだから、その基準自体のハードルが高すぎるのではないのか。技術の進歩によって品質が上っているのに、昔の技術のレベルに基づいて判定するのは時代遅れなのではないのか。
また、資格を持たないものが検査をしていたのが悪いというが、昔は人間が専門的な目で判断しなければならなかったが、現在は同じことを機械を使って簡単に出来る。検査のための機械さえ扱えればよいのだから、もう資格など関係ないのではないのか。
【第3位】岩波書店の「広辞苑」が中華民国を中共の行政区「台湾省」と記載していたのが発覚。
岩波書店の「広辞苑」第六版が中華人民共和国の説明につけた地図で中華民国を「台湾省」と記載し、中共の行政区であると断定していた。同じ項に「中華民国/台湾」に関する注釈はない。岩波のホームページでは「双方が『ひとつの中国』を主張している」との釈明があるが、同項を読む限りその意は伝わらない。
もっとも、広辞苑は新年早々に第七版が出る。10年近くも不適切な記載が見過ごされてきたわけで、岩波にしてみれば「何を今更」ということなのかもしれない。刷新される第七版の記述がどうなっているか、楽しみに待とう。
【第4位】総選挙で民進党分裂。
前原誠司という人はお気の毒だ。前回代表になったときは所属議員の偽メール事件で辞任し、今回は小池百合子氏が余計なハードルを設定して目論見が空中分解してしまった。両方とも前原氏ご本人の責任ではない。
目論見が外れたといえば小池氏も同じ。前原氏が民進党の政党助成金100億円を持参金に持って希望の党に来ると思えばこそのラブコールだったはずなのに手ぶらで来てしまった。素寒貧の前原誠司など何の有難味もないと、小池氏があっさり手を引いたのは政治家としては正しい判断だったろう。
【第5位】私のツアーのお客様が参加日直前に3人も骨折。
これは私事だが珍しい。私のツアーを予約してくださったお客様が3人も参加直前に骨折するという椿事が起きた。最初のお二方はもちろんキャンセル。しかし3人目の方は腕を三角巾で吊ってのご参加!
まさに捨てる神あれば拾う神あり。しかもこの方、その後もう一度参加してくださった。怪我もだいぶましになっておられたので安心。
【第6位】立憲民主党が野党第一党になる。
たとえ二議席であろうと三議席であろうと上は上。どこからも文句を言われる筋合いはない。
ただ、その後の展開を見ると、あの枝野幸男という人は12月4日になって初めて連合との懇談会を持った。それでは駄目だな。やっぱりすぐに連合の神津里季生会長のところに駆けつけて「この度は皆様のご尽力のおかげをもちまして野党第一党に押し上げていただくことが出来ました」と言って、腰を二つに折ってお礼を言わなければ。
で、少し落ち着いてから出来るだけ早く料亭で一席設けて連合の会長と幹部を集め、「今後ともよろしくご指導ご鞭撻のほどお願いいたします」と言って、おでこを畳に擦り付けんばかりに頭を下げる。そしてみんなにお酌をして回る。
これで680万票いただきではないか。この程度のことも出来ない政治家は駄目だと私は思う。。
【第7位】横綱日馬富士が暴力事件で引退。
こんな事件は内々で済ましてしまえ、と言いたくなる。
ジャーナリズムの「水に落ちた犬は叩く」という体質が露骨に出ているのではないのか。
【第8位】日本の民進党空中分解で中華民国の民進党との混乱が解消。
民主党が民進党に改名したとき、これは中華民国の政権党と同じではないかと思った。まあ、民主党もアメリカの政党と同じ名前だったわけだが。
何はともあれ選挙の結果、中華民国との混乱は解消された。
【第9位】山田啓二京都府知事が勇退を表明。
ご本人はもう一期やりたかっただろうと思うが、いわゆる多選批判というのに押し切られたらしい。まあ、自民党参議院議員の西田昌司氏が多選を好まなかったらしいのだが。
しかし、仮にも国会議員が首長の多選を否定するのであれば、個人の出馬を阻むのではなく、ちゃんと国会で「首長の任期は3期12年まで」とかの法律を作るのが筋だと思う。
【第10位】平成30年の私の運勢は「死運」と出た。
いつもツアーでお世話になっているお寺で毎年の暦をもらうのだが、今年は「休運」だったので来年は起死回生と思っていたら、何と「死運」であった。
今年より悪いのである。
もちろん、死運といっても私の運勢が死ぬのであって私が死ぬのではない。期待した皆さんはお気の毒(笑)
しかし、である。全ての運勢が死ぬということは、
悪運と不運も死ぬということ。
要するに差し引きゼロ。
可もなく不可もなく、平穏無事ということよ。
と、いうことで、皆様、どうか良いお年をお迎えください。
m(_ _)m
【言っておきたい古都がある・267】