葵祭 / 歩射神事
矢は「鳴鏑」である。矢の先が朱色である。祭神玉依媛命が川に流れてきた矢は「丹塗矢」と呼ばれているが、 同様に矢の先が 朱色である。歩射神事は宮中古式により弦や鏑矢で邪気を祓い、 弓矢で葵祭の沿道を清め無事を祈る神事である […]
京都人の独り言・戯言・愚痴。京都の歳時記・行事、風物詩。・・あるある京物。一体京都とは何者なのだろうか。日常の出来事を京都視点で読み解いていきます。京都街場文化に通じたClubFame社プロデューサー/五所光一郎の雑記帳です。
新緑の糺の森、木々に蹄の音、かぶらやが風切る音、「カーン」と杉板が割れ飛ぶ音が響く。 欽明天皇の御世に相次ぐ風雨で凶作が続き、賀茂の神々のたたりであるとされた。 これを鎮め、五穀豊穣を祈願すべく567年に勅命により祭礼が […]
節分といえば吉田神社の節分詣。 黄金四つ目の方相師が鬼をやっつける 「古式追儺式(鬼やらい神事)」が、夙に知られる。 吉田神社は、平安遷都から65年、 貞観元年(859年)中納言藤原山蔭が平安 […]
円山公園にしろ、嵐山にしろ、哲学の道にしろ、あるいは仁和寺、常照皇寺にしろ、花見の好みは様々で良い。 しかし、桜を見て語るとなれば、何らかの基準をもってないことには、良し悪しが分らず、ピンボケの話をしてしまうことになる。 […]
木屋町三条四条間の中国人など海外観光客もここまでやってくる。 繁華街にいても、上木屋町か下木屋町を目指せば、 日本人の花見の風情が残されているのだ。 もう海外観光客に任せてはおけない。 「がんこ高瀬川二条苑」の西南にあた […]
大根焚き・・・と書いて、「だいこだき」と読む。 大根の煮たものを・・・「おだいのたいたん」という。 これは京都の習わしである。その「だいこだき」もいろいろとあるが、 2月にあるのが大原三千院の「初午大根焚き […]
修学院には、修学院離宮、詩仙堂、曼殊院、赤山禅院などを始め多くの寺社がある。 詩仙堂を通り過ぎ、山手へ山手へ坂を登ってゆくと・・・ たどり着くのが、清水寺の舞台建築に勝るとも劣らない舞台がある「狸谷山不動院 […]