時季の花に出逢う あじさい・花菖蒲 / 法金剛院
初夏を迎えると、季節の花々が一堂に苑池のまわりに勢ぞろいの花園にある法金剛院。
「時計草」にも出逢いました。
この日、中門前には「菩提樹」「沙羅双樹」と記されていました。
その前には、いきなり絵を描いたような光景が始まります。
「中門」をくぐり、参道を奥に進み、突き当たりの右に庭園が拡がっています。
参道に従い、北の方に進むと左手に「礼堂」が建っているのが見え、
参道の両側や、礼堂前には鉢植えの蓮が多数置かれており、
そろそろ花を開かそうかと待ち構えているようです。
多種多様な紫陽花と咲き比べるかのように花菖蒲もお出迎えです。
「礼堂」にあがり「仏殿」に参拝すると、
本尊の「阿弥陀如来坐像」をはじめ「十一面観世音菩薩座像」、同「厨子」など多数の仏像が安置され、これらは全て展示公開されています。
また、「苑池」と呼ばれている「池泉回遊式庭園」を巡ると、
安らかな時が流れます。
この庭園は待賢門院が極楽浄土として造園されたものといわれています。
観蓮会の前にも訪れられてはいかがでしょう。
関西花の寺第十三番
法金剛院
京都市右京区花園扇野町49
075-461-9428
9:00~16:00
拝観料:大人500円 小中高生300円
http://www.y-morimoto.com/hananotera/13hokongo.html