烏丸かわら版 額縁門を潜ると花々が・・・天寧寺を知らないと!? 江戸時代の茶人として有名な金森宗和の墓地があることで知られる天寧寺。 お茶湯を嗜まれている人なら、知らぬ人はいないだろう。 藪欄が表玄関のお迎えの花になっていた。 比叡山の「額縁門」としても名を轟かせ、 額縁に入った風景画を見るように比叡山がうかがえる。 山門を潜れば四季の花々が年中咲いている。 すすきは秋を一層意識させな。団子も思い出す。 貴船菊(秋名菊)がもう咲き始めた。今年の初見である。 半日向でよい花だが、いとも嬉しそうに日を浴びてるね。 色の通り・・・紫式部 桔梗がまた咲いている。 萩の盛りは済んではいるが、この白萩は洋々としてお稲荷さんの囲い塀の朱で引き立つ。 わらべじぞうに供花されている花も瑞々しいなぁ。 流石に赤の萩は花を落としていた。 お花を楽しませてもらったお礼に、僅かばかしのお賽銭を観音堂にあげさせて貰い、 鴨川べりを目指した。 天寧寺 〒620-0077 京都府福知山市字大呂1474 0773-33-3448