着物で修学旅行生が花菖蒲を見ている
花菖蒲咲初む / 平安神宮神苑
こぅりゃいい。修学旅行生の着物姿が満開だぁ。昨朝の岡崎でのことである。
山田知事も門川市長も尻尾を巻いて逃げ出さんばかりの、インパクトあるアテンションだと感じた。
きっと彼らの心に残る京都での一生の思い出となるであろう。
それは、平安神宮神苑の無料公開に立ち寄ったときのことだった。
例年なら、花菖蒲も咲き揃い出す頃なのだが、今年は桜も例に漏れずどの花も開花が遅いようだ。
青い葉陰にやっといくつかの開花を見つけた。
左が例年の公開の直後で、右が昨日である。
花菖蒲どころか、水面に映るは人だかりばかりだ。
それでも、河骨は小さく黄色い花を満開に開かせ、睡蓮もまだまだ数少ないが花を開かせていた。
せめてものお慰めである。
これ位に咲き乱れるには、早くても1週間はかかるだろう。 例年は・・・コチラ
花菖蒲を撮る気が失せはじめた。
花菖蒲の神苑を待ちわびていたであろう人の様子に視線が向かう。正気を取り戻せた。
白虎池を後に、西神苑から東神苑に向かう。
中神苑の杜若はすっかり落花し、睡蓮とさつきの庭となっていた。
東神苑に着くと、尚美館、泰平閣がいつもながら悠然とした佇まいを見せていた。
紅しだれコンサートの時には見せない顔であった。
是非10日前後にはお出かけになって、花菖蒲の粋に浸っていただきたい。
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