木屋町五条の鶴清さんの春の懐石
兎にも角にも、桜で始まった八寸。
器も五弁の桜の上、花も団子もと盛られていた。
木屋町四条から五条へと、高瀬川の夜桜を眺めながら歩き出した。
雑踏から遠ざかるほどに、京都らしさがましていく。
実に風情に溢れていた。
鶴清さんの3階にある大広間へとあがった。
過日の某会の懇親会である。なんちゅうかいか、定かに覚えていない。
兎に角、席から舞台が霞んで見える200畳の大広間だった。
桜尽くしの器が続く中、どんどんと箸がすすむ。
予算のせいか、目新しいお料理があるわけではないが・・・
どれも新鮮な風味と歯ざわりで感心させられる。
煮物椀には旬の筍、優しい味わいが歯ざわりで確かめられる。
焼き物にはさわら、薄味のまったりと味付けされた西京味噌の上品な風味。
酢の物はジュレ仕立が定着してきたようだ。
天ぷらに鯛ごはんと味噌汁で、デザートで〆となる。
京料理・料理旅館 鶴清
京都市下京区木屋町通五条上る下材木町451
075-351-8518
http://www.tsuruse.co.jp/
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