新年会の締めは芸妓舞妓の舞をどり
新年会の締めくくりはお座敷でと、花見小路へ繰り出した。
嫌なことも忘れて、笑門の注連縄を潜る。
畳に手をついてのお辞儀・・・しばらくされた事がないのでは。お茶席ぐらいしか記憶がない。
色香が匂うとはこのことか。三味の音に合わせ芸妓の舞が始まると、場がはんなりとしだすではないか。
襟替えして何年になるのだろうか、しっとりとする具合が実にいい。
着物の襟をこれまでの赤襟から白襟に変えることから「襟替え」と称する。
三味線を弾いてるのも芸妓さんで、
長唄や太鼓の音曲を受け持つ芸妓さんを地方(じかた)と呼ぶ。
舞を踊る立方(たちかた)を卒業した姉芸妓が務めることがほとんどである。
いよいよお出ましである。いくら修行中とはいえ成人の舞妓はいない。
関東で半玉と呼ばれる芸妓の見習いが、京都では舞妓と呼ばれる。
舞っている曲目は、手振りでお分かりになるだろう。♪月は朧にー 東山ァーあ 祇園小唄だ。
なんといっても座敷の華は芸舞妓である。日本人だね。京都だね。お座敷にありがとう。
これからが宴会の佳境となっていくが、この辺りで画像は止めておこう。
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