名残鱧はしゃぶしゃぶだな。
ランチで鱧しゃぶに肖れるとは思いもよらなかった。
迷わず中へ入り、席に着くや、「鱧しゃぶ遊膳」と注文。
手際よく、まず持ち運ばれたのは「冬瓜の味噌田楽」が二切れ
<
続けさまに、「もどり鰹のたたき」がテーブルに乗った。
天麩羅は、えびに獅子唐、しめじ。
えびの衣にサクッと湯葉が使われていた。
旬のものが並ぶが、味わう間もなく思いは・・・鱧しゃぶへと弾んでしまっていた。
えびの衣にサクッと湯葉が使われていた。
旬のものが並ぶが、味わう間もなく思いは・・・鱧しゃぶへと弾んでしまっていた。
見事な包丁さばきが見て取れる。これが白い花のようにふっくらと・・・
なべの煮立つのを待てずに、忙しく入れてしまった。
秋に向かってのこれからの鱧は脂の乗りがよく、しゃぶしゃぶに適しているらしい。
おそらく、今年最後の鱧になるやも知れない「名残の鱧」を、せっせと口に運んだ。
薬味のねぎを生のまま巻いて食べて見ると、これが美味である。
薬味のねぎを生のまま巻いて食べて見ると、これが美味である。
鍋からほうれん草をあげて、これも巻いて見た。
なかなかの取り合わせだ。
なかなかの取り合わせだ。
出会いものの松茸がほしいところだが、ランチの値段では無理な注文だ。
鱧の脂の落ちた出汁の中へ、用意されていた素麺をいれ「にゅうめん」で頂く。
自家製のちりめん山椒が乗せられたご飯はお替わり自由である。 これも旨い。
そして、八橋の添えられた抹茶アイスクリーム。
デザートをもうひとふん張りきわめて欲しいところである。
デザートをもうひとふん張りきわめて欲しいところである。
「鱧しゃぶ」のランチへと思いたたせたのが、陶板製の屏風絵の横のポスターであった。
雲海
ANA HOTEL KYOTO 京都市中京区堀川通二条城前
075-231-1155(代表)
075-231-1155(代表)