八重桜 / 御室もあるが梅宮大社がある
「しっかりしておくんなはれ、椿どすがな。」
毎年、梅宮大社の神苑に数回出かけることにしている。
何といっても季節の花が豊富である。その一つが「八重桜」である。
七分咲きの見頃だった。週末は満開だろう。
何といっても季節の花が豊富である。その一つが「八重桜」である。
七分咲きの見頃だった。週末は満開だろう。
神苑拝観は500円だが、拝観者は数名。
着物姿を撮りにきたカメラマンと、主婦連れが1組とカメラ親爺1名。
贅沢極まりない花見である。
手水舎で身を清め、本殿にお参りして、神苑に向かった。
神苑の池の畔を散策しながら季節の花を愛でる。自然をじっくりと見られる時間が流れる。
椿・あせひ・霧島ツツジ。それぞれの表情がある。
日常では多忙にかまけ、自然の移ろいに目を遣る事もないだろう。
道端の雑草の花にも命がある。じっくりと眺めてみてはどうだろうか。人それぞれに何かが見える筈だ。
見上げると、ハナミズキが紅白に花をつけているが、桜の園にまだ行き着けない。
やっと先に、桜の園が見え隠れしてきた。小生はノロマなのだろうか。
神苑には、誰一人いなくなっている。
神苑には、椿が花を落としている。これもなかなかの風情である。
青モミジも目に優しくなってきた。
いよいよ神苑内の八重桜の園へ・・・突入!
まるで八重桜の森のようだ。頭上から覆いかぶさるように花々をつけた枝が伸びている。
大木に鷺が巣をつくり、鳴き声が神苑に響き飛び交っていた。
梅宮大社
〒615-0921
京都府京都市右京区梅津フケノ川町30
075-861-2730
http://www.umenomiya.or.jp/
地図