三条小橋に山吹・ぼたん・八重桜 / 瑞泉寺
高瀬川だけを眺めていればそれほどでもないが、木屋町といえど御池を下ると、「一の舟入」の風景とは同じではない。
木屋町三条に立つと、なんと田舎町の商店街なのかと思う。70年代の「射手座」のパワーがが頭を過ぎった。
小松辰夫・寺山修司などの劇団も活発だった頃である。確か淺川マキの歌もここで聞いた。
新旧混在して雑然としたイメージが界隈形成の促進を阻んでいるのだろうか。
維新に関わる幕末をかけた人物の遭難の碑も変わらないで建っている。若い頃は興味もなく、見向きもしなかったように思う。
今、改めて、長い歴史の中に残るものに関心が高まる。いつの世も同じなのだろうか。
団塊の世代が、体制との闘いで青春を送った訳だが、ここに立てども何等痕跡がないのが寂寥感を誘う。
それでも、三条小橋の欄干は変わらず、ずっーとこれ等を見続けているのだな。
昔は、橋の袂にこんな植栽はなかったように思う。おそらく、商店街の方々の地元を愛する思いからで美化が図られているのだろう。ありがたいことである。
タイムズもすっかり三条小橋に馴染んだ感がする。目がなれた所為だろうか。
もし、三条小橋を歩かれたら、是非ここへ立ち寄って見てはどうか・・・・・瑞泉寺で、「豊臣秀次公の墓」のあるお寺さんだ。
観光寺院でないのに、丁寧にわかりやすく解説をつけて境内を整備されていた。
頭が下る思いだ。ありがとう。秀次公や瑞泉寺については、改めて詳しく記したい。
木屋町でボタンの花に出会うとは思っても見なかったことである。
藤の花も綺麗に咲いていた。
センサーが働いていて、お堂に近づくと、堂内に灯りが灯り、仏像などが灯りののもとで見られる仕組みまである。防犯上もいいから、一石二鳥である。
随分と寺院に参詣しているが、小生には先進的画期的な出来事であった。
〒604-8002
京都府京都市中京区木屋町通三条下る石屋町114-1
075-221-5741
地図
→→→→→→→→→→→→無料定期購読受付中←←←←←←←←←←←←