京に癒やされ 京の着倒れ みやこめっせ, 伝統産業の日 2005年3月15日 伝統産業の日を考える 「京の着倒れ、大坂の食い倒れ、神戸の履き倒れ、江戸の買い倒れ」と、こんな言い回しがある。 文字通り「倒れる」は「身上(しんしょう)を食いつぶす」との意味だ。 「着倒れ・食い倒れ」を辞書で繰ると、「衣 […]
京に癒やされ 梅と松の北野さんと御霊信仰 人を神に祀る風習, 北野天満宮, 北野祭, 多治比文子, 大宰府天満宮, 平将門, 御霊会, 御霊信仰, 文子天満宮, 日本紀略, 柳田国男, 神太郎丸, 神良種, 菅原道真, 藤原時平, 近江比良宮, 醍醐天皇 2005年2月22日 道真公の託宣は「右近馬場に祠を建てよ」 通称「天神さん」は、本来「地神(くにつかみ)」に対する「天神(あまつかみ)」のことである。 すなわち、天から降り来る神である。天から降り来る神への信仰では各地域ごとの各祭神を天神様 […]
京に癒やされ 湯豆腐でない京の鍋 すっぽん鍋, はんなり鍋, ぼたん鍋, 京仕立て, 京麹, 大市, 水だき, 畑かく, 鳥岩楼 2004年11月30日 魚が捕れなくとも 京都発祥の鍋モノはある 今年も残すところ一ヶ月。これから師走の風が頬を撫でていくのだろうか。 吐く息の白さや、ホカホカの焼芋の湯気が、寒風の冬を演出するた゜ろう。 家路に急ぐ足取りは、間違いなく土鍋のぬ […]
京に癒やされ 御用達 薯蕷饅頭・酒饅頭 下り菓子司, 京都中華思想, 塩瀬総本家, 建仁寺, 日本第一番本饅頭所, 東福寺, 林浄因, 聖一国師, 虎屋, 黒川円仲, 龍山禅師 2004年11月24日 寺は本山 菓子商は下り御用達 11月23日は国民の休日で会社も休みだった。何故休みかよくわからない。 カレンダーには「勤労感謝の日」と朱文字で印刷されている。 週休2日に祝日、使いきれない有給休暇に特別休暇。 頭も体も使 […]
京に癒やされ 御用達 お餅屋はん お朝物, 北野大茶湯, 川端道喜, 月餅, 本家月餅家直正, 羽二重餅長五郎餅本舗, 豊臣秀吉, 道喜粽, 長五郎餅 2004年11月16日 餅に餡を入れて 天下を取った菓子司たち 普段に食べるお餅はお餅屋はんで買っても、鏡餅は自宅で搗いたものだ。 石臼や木臼に跳ねる木槌の音が土間を伝い、下腹に響いてきたことを覚えている。 餅つき機のお餅も悪くはないが、どうも […]
京に癒やされ 門前近隣のおまん屋はん かざりや, ゑびす屋加兵衛, 一和, 三河屋, 今西軒, 八勘本店, 塩瀬北家, 小松屋, 本家桜餅本舗, 松屋, 林浄因, 畑野軒老舗, 神馬堂, 葵屋やきもち総本舗, 諸葛孔明, 音羽屋, 饅の頭, 饅頭の日, 鶴屋寿 2004年11月9日 朝のうちに作り、その日のうちに売り切ってしまうのが朝生菓子 小生のオフィス(烏丸六角東)の「堂の前町」の北西方面に、隣接して「饅頭屋町」という町名がある。現在は「おまん屋はん」に関わる人達が居住し、製造し、あるいは商いを […]
京に癒やされ 街角の饅頭に餅 お団子屋, お菓子屋はん, お餅屋はん, お饅屋はん, 出町ふたば 2004年11月2日 おはぎはどこで売っているのか 京都で菓子を作り、売るお店は三通りの呼び方がある。 その中で「お団子屋」という呼び名はない。これは関東で使われている呼称である。 京都では「お餅屋はん」「おまん(饅)屋はん」「お菓子屋はん」 […]