京に癒やされ 京の仕出し屋 その二 お茶屋, 京野菜, 先付, 八寸, 吸い物, 呉服屋, 室町, 慶弔事, 懐石膳, 揚げ物, 旦那衆, 来客, 板前, 水物, 焼き物, 置屋, 芸舞妓, 西陣, 造り, 酢の物 2008年2月26日 出汁巻き玉子の味を伺えば、その仕出し屋の料理の味付けの全てが解る 来客予定の持て成しに、仕出し屋で懐石膳を注文すると、先付、八寸、造り、吸い物、焼き物、揚げ物、酢の物、蒸し物、ごはん、水物と勢ぞろいする。 来客があった場 […]
京に癒やされ 京の仕出し屋 その一 仕出し屋, 幕の内弁当, 懐石膳, 松花堂, 菱岩, 辻留 2008年2月19日 京料理や京割烹の味を居ながらにして味わえる文化を残したい 京の街角を歩くと、「料理・仕出し」という看板や暖簾を見かけるだろう。 戦後の核家族化や住宅事情の変化、節句などの歳時記における祝い事や、宗教への接し方が希薄になり […]
京に癒やされ 初午祭 しるしの杉 五穀豊穣, 今昔物語, 伏見稲荷大社, 商売繁盛, 大根焚き, 大鏡, 家内安全, 枕草子, 紀州熊野詣, 酒蔵開き 2008年2月12日 古今東西、信仰深き者にご利益あり? 桜見は勿論、梅見にも、まだ機が熟していない。 寒さに臆病となってコタツでテレビを見ていても、株の暴落など不景気な情報や、中国毒ギョーザに殺人事件と暗くて恐ろしいニュース。 あるいは、政 […]
京に癒やされ 京の目利/情報と本質 聖ウァレンティヌス 2008年2月5日 画一な価値観、形式化された儀礼は、個々の本質を伝えない 節分を過ぎると、街はバレンタインデー商戦で賑わう。 豆や太巻き寿司がチョコレートに変わり、チョコレートは一ヶ月後にはマシュマロになるはずなのだが、マシュマロの姿は少 […]
京に癒やされ 千年紀と通巻300号 京都CF!, 婚姻, 源氏物語, 紫式部 2008年1月22日 貞操は源氏物語にならえ 恥ずかしながら、小生も「源氏物語」を読み通したことがない。 日本が誇る世界最古の54帖にも及ぶ長編小説であり、平安王朝文化形成の重要なファクターが詰まった、日本人の普遍的価値のソースがあると言われ […]
京に癒やされ 学生街の喫茶店 Adame&Eve, JAM_HOUSE, PALETTE, POPEYE, STUDY_ROOM, ZIGZAG, アンアン, シアンクレール, ジュジュ, シロハウス, ダムハウス, フランソワ喫茶室, ふん, 六曜舎, 喫茶店, 噴, 夜の窓, 太郎, 平凡パンチ, 築地, 縄文, 裏窓, 飢餓 2008年1月15日 シチュエーション別喫茶店選択法 今月発売している京都CF!2月号は「京都人が愛してやまない、喫茶店」が特集である。 ドンゴロスの生地目が背景全面に使われている。この表紙を見ただけで中の味わい、コクが伝わってくる。 書店に […]
京に癒やされ 和合のニッポン 年の暮れ イエスキリスト, クリスマス, をけら参り, 北野天満宮, 年末行事, 注連縄, 聖徳太子, 菅原道真, 除夜の鐘 2007年12月25日 Xmasも国民的祝祭日にならないわけ 今しがた「終い天神」で買い物を済ませた。 北野天満宮に祀られる菅原道真公のお陰で、縁日である毎月25日には、コンビニでは用を足さない買い物ができ、参詣もできた。 今年の締めとなる最終 […]
京に癒やされ 顔見世のまねき だいこ焚き, 中村錦之助, 京の師走の風物詩, 勘亭流, 千本釈迦堂, 南座, 吉例顔見世興行, 祇園事始め, 終い天神, 終い弘法 2007年12月18日 とうとう師走 来年のことを鬼も見る 「師走だな」と思わせるもの。 (X’masの)ツリー、紅白(歌合戦の組表)、年賀状(のCM)…。 昨今では大晦日の格闘技の対戦相手の発表も加わろうか。 京都の師走といえ […]
京に癒やされ 京料理ブランドの信義 みやこメッセ, 京料理展示大会, 京都吉兆, 京都料理組合, 吉兆, 徳岡邦夫, 湯木貞一, 老舗, 船場吉兆, 魯山人 2007年12月4日 京のほんまもんは大丈夫か 「船場吉兆」の不祥事報道はブランド神話に更に一石を投じ、波紋を拡げている。 食品表示における虚偽記載や産地偽装はナショナルブランドに対する信頼をも崩壊させている最中、一流ブランドや老舗ブランドに […]
京に癒やされ 急がば廻れ 紅葉狩 パーク・アンド・ライド, 円山応挙, 南禅寺, 哲学の道, 安楽寺, 永観堂, 法然院, 狩野派, 紅葉狩, 銀閣寺, 霊鑑寺, 鹿ケ谷 2007年11月27日 人を見て法を説け 先週の三連休、紅葉狩りの人出が1日20万人と報じられていた。 幹線道路も京都駅など主要駅も、朝早くから大混雑である。 うっかりと名所や有名寺院周辺の道路に近づくものではない。 そして、寺院近くの抜け道な […]
京に癒やされ 湯豆腐で晩酌 晩, 烏丸で晩酌, 酌湯豆腐 2007年11月20日 湯豆腐は一人でやる方が似合うのだろうか 今月は晩酌という熟語によく出くわした。 京都CF!誌では、中綴じに「烏丸で晩酌」という冊子が付いているし、街頭では冊子配布がされていた。おまけに一日中オフィスに流れているアルファス […]
京に癒やされ 天下をとった絵師 狩野永徳展 京都国立博物館, 妙覚寺, 屏風絵, 東福寺法堂, 桃山時代, 洛中洛外図屏風, 洛外名所遊楽図屏風, 狩野宗秀, 狩野松栄, 狩野永徳, 狩野派工房, 蟠龍図 2007年11月13日 屏風絵に生き方を見る 残すところ5日間となった「狩野永徳展」。永徳(1543年〜1590)の作品が一堂に会するのはおそらく最初で最後であろう。まだの方はお忘れなく足を運ばれると良い。 小生は三度も博物館へ足を運び、待ち時 […]