京に癒やされ 京都大地震から200年 京都大地震, 光明寺〜金ヶ原断層, 兵庫県南部地震, 南海地震, 宇治川断層, 宮城県沖, 東南海地震, 東海地震, 桃山断層, 橿原〜水尾断層, 猪名川群発地震, 琵琶湖西岸断層, 福井地震, 花折断層, 鳥取県西部地震, 鹿ヶ谷断層, 黄檗断層 2011年3月29日 「忘れたころ」にやってくる「想定外」に備えねば 京都御苑のイトザクラが開花したという。 例年なら一目散に出かけるところだが、今春は腰が重い。 半月前の東日本大震災の悲惨な爪あとを目に、花見に浮かれる気分にはなれない。 か […]
京に癒やされ 天災と人災 フィリピン海プレート, ユーラシアプレート, 三陸地震津波, 北米プレート, 太平洋プレート, 日本書紀, 明和大津波, 遠飛鳥宮, 関東大震災, 阪神淡路大震災 2011年3月22日 自然との対峙ではなく、しなやかに乗り越えてこそ 2011年3月11日14時46分頃に三陸沖の深さ約25キロでマグニチュード9.0の地震が発生し、気象庁は、観測史上始まって以来の大地震となったこの地震を「平成23年(201 […]
京に癒やされ 東日本大震災に負けるな tunami, 午後2時46分, 津波, 阪神淡路大震災 2011年3月14日 被災者の方々に心よりお見舞い申し上げます。 東北の時計の針は午後2時46分で止まったままだ。 その週末の家路を当たり前に思っていた筈が、突然断たれると誰が想像していたであろう。 日常を一瞬にして呑み込み、廃墟と化した無残 […]
京に癒やされ 智積院の梅園に佇む 京都御苑, 徳川家康, 明王殿, 智専之鐘, 智積院, 東寺の河津桜, 東山花灯路, 松と葵の図, 松に秋草図, 桂昌院, 桜図, 楓図, 築山泉水庭, 興教大師, 覚鑁上人, 長谷川等伯, 阿弥陀ヶ峰 2011年3月8日 気高き梅園が隠れた名所であったなら、隠れざらねば、、 春の穏やかな陽射しの日があり、寒の戻りの日があり、そして東寺の河津桜の開花が報じられた。その頃奈良の東大寺では、二月堂の「お水取り」が行われている。 京都では、東山花 […]
京に癒やされ 黒谷の梅から東北院軒端梅を歩く 和泉式部, 徳川, 春日の局, 江, 法成寺, 法然, 準提堂, 熊谷直実, 神楽岡, 秀忠, 積善院, 紫雲石, 聖護院, 西雲院, 謡曲「東北」, 軒端梅, 金戒光明寺, 高麗門, 黒谷, 黒谷の紅梅 2011年3月1日 梅は咲いたか桜はまだかいな 聖護院は積善院準提堂の五大力さんのお札を授かった日だった。 めっきり春めいた陽射しに誘われて、くろ谷さんから神楽岡を歩くことにした。 時間が許せば神楽岡の軒端梅の下見もできるだろうと。 準提堂 […]
京に癒やされ 初詣にうさぎ神社へ 狛兎の岡崎神社 うさぎ神社, ぴょんぴょん兎, 上賀茂神社, 下鴨神社, 十二支妙見宝剣引継大祭, 因幡の白兎, 地主神社, 大国主命, 岡崎神社, 招き兎, 日蓮宗妙円寺, 月兎, 松ヶ崎大黒天, 波兎, 狛兎, 跳ね兎, 阿吽の狛卯, 霊鑑寺, 飛躍守 2010年12月28日 ぴょんぴょんと飛躍の年でありますように 毎年、干支に縁のある神社へ詣でるのを一箇所で済ますなら下鴨神社であることはよく知られている。本殿の前に十二支ごとに七つの祠が建てられているからである。 お参りする方の干支に応じた神 […]
京に癒やされ 猪熊鍋を食せる比良山荘 こう茸, どんこ松茸, ぼたん鰻, 三千院, 九条山, 伊藤剛治, 国道367号線, 大津市葛川坊村, 山の辺料理, 月鍋, 村田吉弘, 比良山荘, 熊鍋, 芹, 菊乃井, 菊菜, 西賀茂ねぎ, 鯖街道 2010年12月21日 人間の足で歩ける範囲にある食材を使う 師走を迎え年の瀬の押し詰まってきた休日、お煤払いの前日である。 「忙中閑あり」とはこういう日のことだろうと思いつつ、縁側ガラス戸の目映い陽射しを浴びながらバッグの中を整理をしていた。 […]
京に癒やされ 晩秋の貴船紅葉紀行 ふじや, べにや, みずうらゆにわ, 京都バス, 仲よし, 叡山電鉄, 右源太, 奥宮本殿, 桜門, 梅宮橋, 梶取橋, 水占斎庭, 笹岡隆甫, 藤清, 蛇谷橋, 蛍岩, 貴船, 貴船倶楽部, 貴船口, 貴船神社, 貴船茶屋, 貴船菊, 連理の大杉, 鞍馬, 鞍馬山, 鞍馬線, 龍船閣 2010年11月28日 水占斎庭に赤いもみじ浮かびて秋燃ゆる 鞍馬街道の市原、二の瀬を過ぎると、鞍馬と貴船とに分かれる三叉路を示す大きな標識が現れる。そこが貴船口で左手に進路を取ると道なりで貴船神社に行き着く。 青い道路標識の背後に真っ赤なモミ […]
京に癒やされ 親鸞聖人の黄葉に銀杏を肖る 唐門, 天明の大火, 御影堂, 東本願寺, 水吹きイチョウ, 西本願寺, 西本願寺大教校, 親鸞聖人, 逆さ銀杏, 銀杏, 銀杏拾い, 阿弥陀堂, 龍谷大学 2010年11月1日 仏心と寺内が心の黄泉がえりを助けてくれる 連日猛暑日の続いた平成22年の秋のはじまりは、一転して冷え込みの日へと様変わりしている。早々と冬がやってきて、どんどん深まっていくようで秋がなくなるのではと不安になる。 TVニュ […]
京に癒やされ 学園祭・大学祭・学祭 えーじゃないか, トモコダンスプラネット, バリケード封鎖, ひがしむねのり, 京大記念祭事件, 京炎そでふれ!, 京都大学11月祭, 今中友子, 大学のまち・京都21プラン, 太鼓センター, 学祭, 岡崎公園, 平安神宮, 念仏踊, 滝川総長, 解放区 2010年10月26日 若人の歌と踊りが炎になり、時代変化へのともし火に変わる 京都各地の秋祭りが後半に入り、時代祭に鞍馬の火祭を終えると十一月の足音が聞こえ、もみじの色づきが気に成り始める。 その頃に、学生の街京都では学祭が始まり出す。学園祭 […]
京に癒やされ 織田信長を訪ねて 建勲神社 三好宗三, 三好長慶, 信虎, 信長, 信長公記, 太田牛一, 宗三, 宗三左文字, 家綱, 左文字, 建勲神社, 徳川家康, 徳川慶喜, 敦盛, 明治天皇, 武田信玄, 秀吉, 秀頼, 紫野御霊会, 紺糸威胴丸, 義元左文字, 胡蝶の舞, 舟岡山, 船岡祭, 足利義昭 2010年10月12日 300年の時を経て建勲の神号で奉斎される武人となる 織田信長が、足利義昭を室町幕府第15代将軍に就任させるため、初めて上洛したのが永禄11年(1568年)10月18日(旧暦9月26日)。 時に信長35歳、尾張国美濃国を制 […]
京に癒やされ 織田信長を訪ねて 南蛮寺 キリスト教布教, セミナリヨ, 一向一揆, 中京区蛸薬師通室町西入姥柳町, 九州征伐, 南蛮寺, 同志社大学, 天下布武, 天明の大火, 安土城, 宣教師追放令, 室町新町, 朝倉義景, 比叡山焼き討ち, 浅井長政, 清玉上人, 石山本願寺焼き討ち, 神父ルイス・フロイス, 耶蘇会, 誕生寺, 豊臣秀吉 2010年10月5日 現実主義的な信念で尾張の暴れん坊が西洋を理解した 呉服問屋の集まっている地域である。もっぱら昨今はマンションやガレージに様変わりしてはいるものの、室町新町界隈には多くの珍しもの好きの豪商や町衆が住んでいたためか、かつての […]