あの智恵光院の芙蓉が紹介されてない
美しくしなやかな顔立ちのことを、「芙蓉の顔(かんばせ)」といい、昔から美しい人を喩える言葉に用いられる。
中国では、芙蓉の花を美しい楊貴妃に喩えた歌も残り、芙蓉と書くと蓮(ハス)の花のことを指している。
名所としてどこがあるのだろうかと・・・因みに、JR東海の「そうだ 京都いこう」を見てみた。
「JR東海 そうだ京都いこう 京都カレンダー 花暦」のページには・・・
法輪寺
見頃:例年8月下旬~9月中旬
「達磨(だるま)寺」とも呼ばれ親しまれています。境内の達磨堂には、さまざまな達磨を祀っています。その数は約8000体。門を入ってすぐの参道脇に芙蓉が植えられ、ピンクの花が出迎えてくれます。芙蓉は夕方には萎んでしまう一日花。花を愛でるなら、午前中に訪れるのがお薦めです。
天龍寺
見頃:例年8月下旬~9月中旬
世界文化遺産に登録されている天龍寺。嵐山や亀山を借景とした境内の曹源池庭園は、中国の禅文化と優美な王朝文化を融合した造りで、日本で最初に史跡・特別名勝に指定されました。庭園内はもとより、境内にも白やピンクの芙蓉が植えられ、やまと絵に描かれたような優美さで迎えてくれます。
等持院
見頃:例年8月下旬~9月中旬
足利将軍家の菩提寺として知られています。方丈の北側には夢窓国師が作庭した池泉回遊式の庭園があり、西に蓮の花をかたどった芙蓉池、東に心字をかたどった心字池を配しています。
芙蓉の花は茶室・清漣(せいれん)亭を背にした池のそばなどで見ることができます。
の三ヶ所が挙がり、酔芙蓉として・・・・・・次の三ヶ所が挙げられていた。
妙蓮寺
見頃:例年8月下旬~9月下旬
十六羅漢の石庭があることで知られています。境内には酔芙蓉や芙蓉の花が植えられ、あたり一帯を彩ります。ほころんだばかりの花は白く、日が高くなるにつれて紅を深める酔芙蓉。日差しに負けず優美に咲き誇り、いっとき残暑が和らいだような気分にさせてくれます。天寧寺
見頃:例年8月下旬~9月下旬
寺町通の表門から門を通して境内を眺めると、一幅の絵のように比叡山を望むことができます。本堂前のカヤの木は、昭和62年に京都市の天然記念物に指定されました。本堂の拝観はできませんが、境内は手入れが行き届き、酔芙蓉などの美しい花々が彩りを添えています。大乗寺
見頃:例年8月下旬~10月下旬
本能寺の末寺です。境内の酔芙蓉は、当初100本ほどだった株を住職らが大切に育て上げ、現在約1500本を数えるまでになりました。シフォンのような花弁で、大輪の花を咲かせる酔芙蓉。優しい風情で魅了する花々に囲まれて、ゆったりとした時間を過ごせます。
さて、芙蓉と酔芙蓉の両方を、しっとりと楽しめる街中の一箇所を紹介しておこう。
西陣界隈に住んでいる人なら、知っている方も多いはず。
いや、何か咲いているが、花を楽しむ場所と思わず気づいていない方、どちらだろうか。
この中に足を一歩踏み入れれば、あの芙蓉たちと出あえるのだが、檀家さんとガレージとして借りている人しか知らないとすれば勿体無い。
永仁2年(1294)に五摂家の一つ鷹司(たかつかさ)家の始祖である兼平(かねひら)が,
自家の菩提寺として如空(如一国師)を開基に迎えて創建された。
京師七光院の一つとして栄えたが,火災に類焼することが多く,
現在の本堂は安政2年(1855)に再建されたもので、
安阿弥(あんなみよう/快慶)作といわれる阿弥陀如来像が本尊として安置されている。
また地蔵堂には小野篁作と伝える六臂地蔵像が祀られている。
智恵光院
京都市上京区 智恵光院通一条上る 智恵光院前之町 601
075-441-5920
地図