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    街場の演算

    「いけず」に「一見さん」を「お断り」する

    本当の京都という
    回答は無いことを、
    京都の街は知っている。

    【第二回】2007年11月

    京都検定なるものに関わるイベントの仕事をしていてふと思ったのだが、京都駅や京都タワーがどうなっている…なんてことは、歴史や文化とは関係が無く(と思っていて)、京都オタクな日本人にとっては興味の対象にない。

    しかし、本誌はそれが気になってしようがないわけで、それは確信犯的に京都駅まわりが、ある種の京都という街の雑多さを象徴する場所であることを観光ガイドや歴史読本からではなく、身体で分かっているからだ。

    そこには「一見さんお断り」も「いけず」もないが、意外にケチな (というかドケチな)京都人が大好きな「そこそこの」店が多いし、またメニューを見てではなく、自由度の高いコミュニケーションをもってオーダーするという街的なやりとりを、観光客であれ京都人であれ愉しめる(?)店がぎょうさんある(ま、客側も店側もそれなりにわがままであり、裏腹にそれを聞いてくれる洒脱さなのかもしれないが…)。

    今回の特集では定番(もはや街場の老舗)すぎて紹介はしていないが、右に語ったような京都駅まわりの店の代表格は、「山本まんぼ」と「第一旭」だと僕は思う。

    まんぼ焼、特製ラーメン…呪文のようなメニューしかない。「大人の京都」と冠のついたような本を山ほど読んでもきっと分からないだろう。これはお茶屋の会計(実際には歳の終わりにどか〜んとやってくる「請求・明細書」なんだけど)よりもややこしいといつも思う。
    そこで突き放されたら「いけず」もいいところなんだけれど、どんな常連客でもかまわず「飲みもんはケースの中、自動販売機と同じ値段。水はセルフサービス」「写真のお好み焼きがまんぼ焼き、おそばかうどんか、2人やったらだいたいみんな1こずつしはる」とか、「大が特製、麺の堅さは言うてね」といったお節介に近い補助的説明とともに、身体的に「これにしとき」というメッセージがそこに含まれているという、話し(京都弁)を読む術も教えてくれる(これを「いけず」と言ってしまったら、身も蓋もない)。
    この2軒が塩小路にあり、タカバシを挟んで向かい合ってあるというのも意味深である。そう、これまた「大人の京都」で勉強できる鯖街道でなく、「塩」小路なのであり、それが現代の洛中・洛外を規定すると言われるJR京都線をまたぐ「タカ」バシにあるわけなのである。

    でも「本当の京都という回答は無い」ことを、京都の街は知っている。そして京都人はキリのない贅沢=雅も、そこそこに愉しむ術も知っている。
    だからご心配なく。「『まんぼ山本』の具材を全て答えよ」や、「『第一旭』の赤身・白身とは? 野菜多い目と葱多い目の違いは?」なんて質問は、京都検定に出てこないから。

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